30年後2045年、人工知能は人間の能力を上回る歴史の特異点が出現すると予測していた。
確かにここ数年で人間の能力は何かという点で時代が変わった。
スマホの出現だ。
従来の能力が有るとされた、物を良く知っている、記憶力が良いなどの「博覧強記」の人の能力は、あまり強みとは言えなくなってきた。
Googleでググれば、ほとんどの事柄は正確に知る事が出来る。
数千人の技術者が日々作り上げた検索エンジンの精度は驚くほど正確だ。
現在でも様々なサイト、ウキペディア、GPS地図、画像認識、などスマホで相当な事が出来る。
今後数年で腕時計型端末や音声認識などのインターフェース技術の向上によって益々使い易くなるだろう。
それと人工知能による予知能力だ。
番組では、ヒット曲は、過去300万曲の解析から生み出されるという。
売り出す前から売れるか売れないかほぼ分かるらしい。
アメリカでは、新人の発掘の8割をコンピューターに頼っていると紹介されていた。
高校生の頃に観て衝撃を受けた映画「2001年宇宙の旅」の中に人工知能HALが人を殺す場面があった。
あたかもHALが人格を持ち自由意志で動いてしまったのだ。
実は何十年も前から温めてきたアイデアが有る。
脳にダメージを受けると人格が変わる事などから人間の心は、脳で生み出されているのは確実だ。
2013年11月3日のブログ「ホーキング:生きることとは?」に書いたが脳内は一千億の脳細胞と無数のシナプスのネットワークを電気信号で結んでいる。
心も物理法則に従って動く宇宙の一部である。
自由意志とは複雑系の選択だ。
では選択とは何か。
自然界の四つの力
強い力、電磁気力、弱い力、重力、いずれもグルーオン、光子、ウイークボソン、重力子による相互作用だ。
これ以外に物質に関係を持たせる力は無いのだ。
念力などという力が発見されれば、ノーベル賞どころではない、とんでも無いことになる。
未知の力に頼らず自由意志を持つ人工知能を作ることは出来るのか。
量子が関係しているのではないか。
不確定性原理にヒントが有ると思う。
何れにせよ量子の世界の話だ。
量子コンピューターが実用化されつつ有る。
量子コンピューターとは並列コンピューターの一種で量子の重ね合わせの状態を使う。
量子による情報処理にはエネルギーを消費しないらしい。
それで有るのであれば、なんらかのアルゴリズムを考えれば自由意志(こころ)を持った機械が出現するかも知れない。
方法論を考えている。