「くじけないで」
ねえ 不幸だなんて
溜息をつかないで
陽射しやそよ風は
えこひいきしない
夢は
平等に見られるによ
私は 辛いことが
あったけれど
いきていてよかった
あなたもくじけずに
「自分に」
ぽたぽたと
蛇口から落ちる涙は
止まらない
どんなに辛く
悲しいことがあっても
いつまでも
くよくよしていては
だめ
思いきり蛇口をひねって
一気に涙を
流してしまうの
さあ 新しいカップで
コーヒーのみましょう
今年一月に百一歳で亡くなった柴田トヨの詩集。
一字一字、丁寧に読んでゆくと、不意に鼻にツーンときます。
涙がこぼれます。
九十歳から詩を書き始め九十八歳で出版された「くじけないで」は150万部を突破するベストセラーに。
韓国や台湾、オランダなど5つの国と地域でも翻訳出版されてヒット作となっている。
幾つになっても、人の役にたつことができるのだあ。
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