ある番組をみていた時に、少年刑務所に入所しているある子が、「一生懸命やっているのに、どうしてだめなんですか？」というような内容の質問をしていました。それに対しての指導員の言葉に、私はものすごいショックうけた・・・というよりは、目が覚めたような気持ちになりました。それは「一生懸命やっているというのは、自分で判断ことではなく他の人がみて判断することです。」一生懸命やっているなとおもわせてこそ、一生懸命なのですね。一生懸命は「一所懸命」が正確な使い方で、一生懸命は一所懸命が変化したものです。一所懸命とは、昔、ある人が１ヶ所の領地をめぐって、命がけでその土地を守ったことから由来しているようです。 息子２番の高校野球も１１０人の部員が、たった９個のポジションを死守するために、それぞれが一所懸命を認めてもらうために頑張っています。怪我だけはしないで欲しいと祈りながら見守るだけです。