「シネマの宴」第2回においてもたくさんの応募作品が寄せられて
おります。その中でワタクシが個人的に強い印象を覚えたのが
mono-da(sakurai)様の
「パーコー麺出口、オーギョーチー入口。」「さよならダンボーイ」
この2作品であります。
先ずmono-da様は映画美術でありながら映画監督という奇異な
立場というのかしら、撮影の現場を承知している者なら
それがどれだけ変わっていることか、尋常ではないことか解る。
少なくとも自分の体験においては奇異である。
「美術が制作をしているのか…」
おかしい興奮を覚えたのです。
かつての自らの把握として制作、美術、照明は隔てられた立場と
して考えていたものですから、そうした違和を含む興奮を
覚えたのかもしれない。まあ、そんなことはどうでも構わない。
さて「パーコー麺出口、オーギョーチー入口。」「さよならダンボーイ」
明るく元気の良い作品です。キレが良い感触です。
コメディーはインディペンデントでやると悲劇的結果に多々至る
ものですが、これは別である。
お洒落です。何とはなしにお洒落なのです。
色や構図、思わず「やるなあ・・・」と。
ワタクシは応募作品についてあれこれ言ってはならない立場
ではありますが(厳密にいえばね)、
これは別である。たくさんの方に観てもらいたいと思う。
ワタクシの本でmono-da様に一本撮ってもらいたい、
そんなことも考えました。おそらく叶わないでしょうが。
(自分の書くものは文学、音楽問わず陰鬱な故)
お会いして色々くっちゃべりたいと思っています。