今週末は雨の予報だったのですが、今日は晴れ間もある暑い日でした。
もう何年もタマシギを見ていないので、今日は大阪の毎年タマシギが来るところに行ってみました。現地に着くとたくさんの人が集まっていて、すでにタマシギを観察されていました。そのお陰ですぐに見つけることが出来ました。

このように1羽のメスが複数のオスに卵を預けるため、短期間に複数回の繁殖が可能で、大変生産的な繁殖形態です。
これだけ効率良く繁殖していれば、もっと数が多くなってもいいものですが、残念ながら繁殖の失敗も多いようです。タマシギが巣を作るのは湿地や休耕田、水田などで、水際の開けた地面です。そのため田植え・草刈り・耕起などの農作業で巣が壊されたり、卵が踏まれたりすることがあるそうです。また、開けた場所で子育てしていると捕食リスクもあり、雛が狙われることも多いようです。

上手く繁殖して、来年も元気な姿を見たいですね。