バードウォッチャーの雨の日の過ごし方 | とりのひとのブログ

とりのひとのブログ

兵庫県在住。
主に週末にバードウォッチングに行くので、その報告や雑談を投稿していきます。YOUTUBEチャンネル「とりのひと」もよろしくお願い致します。

今年は全国的に早めに梅雨入りしそうですね。

 

バードウォッチングは野外にでる活動なので、雨の日は基本的に難しくなります。バードウォッチャーの皆様は雨の日をどのようにお過ごしでしょうか。完全装備で雨の中でも強行する勇敢な方々もいますが、私たち夫婦は以下のように過ごしています。

 

建物や車の中からバードウォッチング

雨の時には我々人間は活動が鈍くなりがちですが、鳥たちの中には雨の日も平気で動き回るものがいます。その一つがシギ・チドリです。彼らは基本的に水のあるところで採食するせいか、雨の中でも元気に動き回ります。

 

雨の中でもシギ・チドリを観察するには、建物の中から観察するのが一番快適です。私は関西なので、雨の日には南港野鳥園の中央観察所から観察することがあります。観察専用の建物なので、窓も多く、詳しい方も多いので質問も出来ます。

(ちなみに現在開催中の大阪・関西万博の大屋根リングも見えます)

 

もうひとつ、時期と場所が合えば、車で探鳥することも出来ます。春と秋の渡りでは、シギ・チドリは干潟だけでなく田園地帯にも入ります。稲の田んぼも良いのですが、個人的におすすめなのは蓮田(レンコン畑)です。近くにレンコン畑がある方は、春と秋に車で廻ってみると良い出会いがあるかも知れません。

 

野鳥の関連本の読書

外に出たくない方はお家で本を通じて野鳥に思いを馳せるのはいかがでしょうか。野鳥図鑑だけでなく、渡り鳥や鳥の羽、鳥の巣に特化したものなど、コアな本がたくさんあります。来る晴れの日に備えて新たな探鳥地を探すもの良いですね。

 

探鳥地探しにおすすめの本はこちら

 
 
 

 

また、海外の著書の翻訳本にも良いものがあります。

「鳥たちの驚異的な感覚世界」という本は、タイトルが面白く無さそう(笑)ですが、鳥の五感を事例を踏まえて驚くほど詳細に解説しており、人に話したくなります。

 

 
 

 

 

写真を整理する

鳥の写真を撮る方は、一回の探鳥で何百枚という単位で写真データが増えていくと思います。過去の写真を見返して整理していると、思わぬ発見があるかもしれません。現場では気が付かなかった不思議な行動をしている、実は珍鳥が紛れ込んでいる、など、冷静に写真を見返すと気付くことがあるかも知れません。私はよく、前の年の同じ時期の写真を見返して、次に行く場所を考えたりしています。また、よく見るのに意外と撮っていない鳥がいるのに気が付いたりもします(以前のブログ

 

写真を見返していると、カメラが欲しくなってくるのは秘密です(笑)

 

私の使っているカメラ