身近にいるのに撮りにくい野鳥 | とりのひとのブログ

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兵庫県在住。
主に週末にバードウォッチングに行くので、その報告や雑談を投稿していきます。YOUTUBEチャンネル「とりのひと」もよろしくお願い致します。

みなさま、今日も良いバードウォッチングが出来ていますか?私は昨日の疲れでちょっと休憩です。

 

休憩がてら写真を見返していたら、私の写真はいわゆる「撮りやすい」鳥が多いなあと思いました。撮りやすい鳥というのは、見つけやすさももちろんありますが、撮影対象としてじっとしてくれる、明るいところに止まってくれる、色が分かりやすい、などです。

 

例えばヒタキの仲間はエサを獲物の虫を探すときにじっと止まってキョロキョロするので、何処かに飛んでいくことが少ないです。また、目が大きいのでピントを目に合わせやすいです。

 

それでは、逆に撮りにくい鳥とはどんな鳥でしょう。写真フォルダを見ていると、バードウォッチングで毎回出会うのに写真が少ない鳥がいます。

 

常にチョロチョロ動いている鳥

【例:エナガ・メジロ・ウグイスなど】

写真を撮るにはその鳥にフォーカスして、ピントを合わせてシャッターを押さなければいけません。慣れている人はとても操作が早いですが、基本的には4〜5秒くらいかかると思います。エナガやメジロはよく出会う鳥ですが、とにかく常に動き回っていて、じっと止まってくれません。

 

私もエナガの写真をまともに撮れたのは本当に最近です。

この時はエナガの群れがヨシ原で落ち着いて採食していたのと、こちらが彼らを見下ろす構図で狙いやすかったです。こういった好条件はなかなか無いですよね。
 
メジロの写真でこれまでまともに撮れたのは1枚だけ
これがまともと言えるのか分かりませんが、夢中で柿を食べている時でした。
 
やはり何かを食べている瞬間がチャンスなのかもしれませんね。
 

警戒心が強い鳥

【例:カラス・ヒヨドリ】

私達が鳥を見ているとき、鳥も私達を見ています。カラスやヒヨドリなどは人の近くにいる鳥なので、距離自体は遠くありません。しかし、彼らにカメラを向けた途端に逃げられてしまった方も多いのではないでしょうか。

 

私は過去の写真を見返すと、カラスやヒヨドリの写真はあまり多くなく、極端に人慣れ(カメラ慣れ)している個体がほとんどです。

たまにこういう子がいますね(笑)
 
ちゃんと観察していればシャッターチャンスがあると思うので、いわゆる「普通種」でもしっかり見ていきたいと思いました。

 

 

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