DX東寺の踊り子・埃さんについて、2020年6月結の京都DX東寺での公演模様を、演目「昭和アイドル」と新作「お願いマッスル!」を題材に、「コロナ明けの変貌」という題名で語ります。

 

 

 

次の新作「お願いマッスル!」を紹介する。

今週初出ししたということは、コロナ自粛期間中に自宅で作ったものだと推測される。コロナ自宅自粛期間中はみんなが運動不足になっており、その解消にと自宅でできるストレッチ体操などが奨励されていた。今回の作品は、まさしくコロナの産物なんだろうと思えた。選曲も、振付も自分でやったと話してくれた。

改めて、埃ちゃんの引き締まったプロポーションに感激した。この作品を創るに当たり、またステージで踊り続ける限り、自然と、ますますプロポーションに磨きがかかりそうだね。ステージが終わるとハアハアいっているので、かなりの運動量だ。私も埃ちゃんを見習いたいところだが、おじさんにはできない。おじさんとしては、元気な埃ちゃんのステージを観ているだけで満足する。(笑)

ともあれ、ステージ内容をご紹介する。

最初に黒い上下のジャージ姿で登場。髪は左右二つの三つ編みに。水玉のヘアバンド。音楽に合わせ、ストレッチ体操を始める。

一曲目は、「超ラジオ体操」。NHK「みんなで筋肉体操」で人気の谷本道哉が、年齢に関係なく、いつでもだれでも行える「ラジオ体操」にオリジナルのアレンジを加えたもの。

途中から上着を脱いで半袖の上半身になる。上着は腰に巻く。

二曲目は、TVアニメ「ダンベル何キロ持てる?」OPテーマ「お願いマッスル」。歌っているのは主人公の紗倉ひびき(CV:ファイルーズあい)&街雄鳴造(CV:石川界人)。2019年7月24日 発売!

 本作のタイトルはここから来ている。このアニメをネットで観てみた。INTRODUCTIONは次の通り。・・・「ひびき……お前、また太った?」 食べることが大好きな女子高生・紗倉ひびき(さくら・ひびき)の心に突き刺さった友人の非情な一言。 夏休みまでに絶対に痩せてみせるとダイエットを決意したひびきだったが、一人ではまともに運動も続けられない体たらく。こうなったらとひびきが足を運んだ先はトレーニングジムだった! そして入会したジムで同級生のカリスマ美少女生徒会長・奏流院朱美(そうりゅういん・あけみ)と出会ったひびきは、深くて楽しい筋トレの世界へ足を踏み入れることに……。

ちょっとエロ要素が入ってるはずなのに筋肉で押し潰されそうになる。(笑)

 さて、ステージの方は、ズボンも脱ぐ。下には半ズボン(パンツ)。白い靴下に白いシューズ。半ズボンを脱ぐと、変わった形をした黒いTバック。腕立て伏せを始める。

 音楽がストレッチ体操、エアロビ用の音楽が続く。

「Tremor (Original Mix)」。tremor とは(恐怖・病気・神経質などによる)震え, 身震いの意味。身体を反らす。ブラとパンツをずらすと性器がちらり。側転する。

次に「AEROSTER」。エアロ、ジャズ、ヒップホップ、コンテポラリーの要素が混じり合った、カッコよく、簡単でスタイリッシュな今までにないフリースタイルダンス音楽。

盆に移動。

ベッド曲は、Madonnaの2005年のヒット曲「Hung Up」。知ってる曲でノリノリになる。

hang up とは、かける,つるすの意味。ベッドショーもストレッチぽく。

立ち上がり曲は、TVアニメ「ダンベル何キロ持てる?」EDテーマ「マッチョアネーム?」で締める。歌うのは街雄鳴造(CV:石川界人)。

 

2020年6月                           京都DX東寺にて

 

 

 

                                                                         2020.9

ストリップ童話『ちんぽ三兄弟』

 

□第61章 筋肉は裏切らない!の巻

                        ~埃さん(DX東寺所属)&kuuさんに捧げる~     

                                   

  

 ちんぽ三兄弟はステージを観て唖然とした。そして思わず中年太りしたお腹をさすった。

 踊り子さんがなんと筋トレを演目にしているのだ。エロ要素が入ってるはずなのに筋肉で押し潰されそうになる。(笑) ちんぽ三兄弟は苦笑い。

先にコロナをネタにした演目の話をしたが、これもコロナ禍の産物らしい。コロナ自宅自粛期間中はみんなが運動不足になっており、その解消にと自宅でできるストレッチ体操などが奨励されていた。これをネタにして、コロナ自粛期間中に自宅で作った作品らしい。

ステージで演じているのは、DX東寺所属の埃さん。ステージでかなり本格的に筋トレを行っている。ポラ撮影ではハアハアと息を切らしている。さらに、東洋の榎本らんさんが彼女らしいユニークな内容で筋トレを演じている。

 

その引き金になっているのは、TVアニメ「ダンベル何キロ持てる?」

原作サンドロビッチ・ヤバ子、作画MAAMによる日本の漫画作品。2016年8月5日から小学館のコミックアプリ『マンガワン』および漫画配信サイト『裏サンデー』にて連載中。

テレビアニメは2019年7月から9月までAT-Xほかにて放送されている。既にコロナ前からあったんだね。

さっそくこのアニメをネットで観てみた。INTRODUCTIONは次の通り。・・・「ひびき……お前、また太った?」 食べることが大好きな女子高生・紗倉ひびき(さくら・ひびき)の心に突き刺さった友人の非情な一言。 夏休みまでに絶対に痩せてみせるとダイエットを決意したひびきだったが、一人ではまともに運動も続けられない体たらく。こうなったらとひびきが足を運んだ先はトレーニングジムだった! そして入会したジムで同級生のカリスマ美少女生徒会長・奏流院朱美(そうりゅういん・あけみ)と出会ったひびきは、深くて楽しい筋トレの世界へ足を踏み入れることに……。

内容もいいが、このテレビの音楽がまたいい。OPテーマ曲「お願いマッスル」歌っているのは主人公の紗倉ひびき(CV:ファイルーズあい)&街雄鳴造(CV:石川界人)。2019年7月24日 発売!とEDテーマ「マッチョアネーム?」歌うのは街雄鳴造(CV:石川界人) 。この曲がいい感じにステージで使われて盛り上がっている。

 

冷静にコロナ明けのステージを拝見していると、たしかにコロナ太りしている踊り子とコロナ痩せしている踊り子がいる。家でゴロゴロしていると運動不足になって太るのが当たり前。そんな中、一日おにぎり一個で生活していたと言っていた踊り子もいた。それでは痩せるはずである。実際ほとんど動かないとお腹も減らず、私も一日一食の生活をしていたので、なんとなく分かる。

そういう中で、積極的に筋トレをやって鍛えるというのは立派なことである。

 

先ほどのTVアニメ「ダンベル何キロ持てる?」はコロナ禍前から話題になっているわけで、美容や健康志向から筋トレは、コロナ前からストリップ界でもよくやられていた。

先駆者はkuu(旧名 園田しほり)さん。1996年6月1日デビューの、芸歴25年の大ベテランである。私もストリップ歴21年になるが、その前にデビューされている方は今やずいぶん少なくなった。その中の貴重な一人である。最近お絵描きブームの私は、JUNさんからの紹介でkuuさんとも親しくなった。親しくなって改めてkuuさんを見ると、私が知っている20年前とほとんど変わっていないし、むしろ最新のkuuさんは若々しく可愛くなっている♡

いつも舞台の上に体重計を持ってきて客の前で体重を計っている。それを証拠にダイエットで50㎏を切ったからとファンからお祝いされていた。このようにファンの目を刺激材料にしているようだ。

そして、OPショーでは客の掛け声にあわせて最初に腹筋をし、次にファンと一緒になってストレッチ体操をしている。その中でも特筆されるのがOPショー「富士山」である。ファンもみんな運動不足で中年太りしているので、積極的に参加している。これがkuuファミリーなのである。

その輪は顔の広いkuuさんと仲良しの踊り子の間にも広がる。とくに仲良しのJUNさん。私はJUNさんの応援をしているので初めてJUNさんのOPショー「富士山」を見たときにはビックリ仰天。これを面白がって他の踊り子さんも真似している。誰もが健康増進には無関心でいられないもんね。これを楽しくやれるところがストレッチ体操のいいところ。

芸人のなかやまきんにくんが「筋肉は嘘をつかない」と言っている。

今、「筋肉は裏切らない」というキャッチフレーズ(NHK『みんなで筋肉体操』の筋トレ指導者・谷本道哉の決め言葉)が話題になっているが、この言葉を初めて聞いた時、なるほどよく言ったものだと大いに納得した。日々のトレーニングで苦労を積み重ね耐え抜いた分だけ、必ず鍛えられた筋肉がついて心と身体を豊かにする。自信もだんだんついてきて行動がアクティブになる。女は裏切っても筋肉はずっとそばにいるからね(笑)。

大切なのは初めの一歩だという。誰もが筋肉を付けたいと思ってもなかなか踏み出せない。そこをストリップで楽しくやってくれるkuuさんのストレッチ体操は素晴らしいことだと思う。いいきっかけにしたい。

 

                                    おしまい