鶴見つばささん(ロック所属)の、大阪東洋ショー劇場のH30(2018)年12月結におけるステージ模様を、二周年作「スケバン刑事(仮称)」と期間限定演目「クリスマス(仮称)」を題材に、「今年のクリスマスは鶴見つばささんと共に」という題名で語りたい。

 

 

 

今回は、二周年作「スケバン刑事」と期間限定演目「クリスマス」について紹介する。

まず、二周年作「スケバン刑事(仮称)」のステージ内容は次の通り。

 

最初に、「ロック座専属ストリッパー。またの名は“スケバン刑事”。おまんら、許さんぜよ!💢😠💢」という台詞とともに、スケバン刑事の定番の恰好で登場。

セーラー服に白い鉄仮面を顔にかぶり、左手に黒い皮手袋をして鎖の付いたヨーヨーを持っている。

定番のセーラー服で、白い長袖ブラウスに、大きな紺の襟(ジョンベラ)と赤いスカーフ。紺のスカート。えんじ色の靴下に丈の高い黒い靴。(なお、セーラー服は紺の他にも緑やピンクのバージョンもある。)

一曲目の音楽は、GAMの「Thanks!」。

松浦亜弥主演映画『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』主題歌。この映画ではTVシリーズで初代麻宮サキを演じた斉藤由貴がサキの母親役で出演している。

すぐに鉄仮面を外し、鎖を持って客に絡む。

一曲目が終わり、「スケバンまで張った、この鶴見つばさ。今ではロック座の手先。脱がせたけりゃ脱がせりゃいいさ!」との台詞の後に、おニャン子クラブの『セーラー服を脱がさないで』が流れる。

今やセーラー服と云えば定番の名曲。1985年7月5日にキャニオン・レコード(現・ポニーキャニオン)から発売されたのだから、もう30年以上前の曲である。

ピンクの髪飾りを付けてかわいく踊る。アクセサリーとしては、両耳に縦長鎖状の純金のイヤリングが垂れ、左手首に金のブレスレット。

音楽が変わり、衣装を変える。セーラー服の大きな襟の下がなんと透け透けのネグリジェ風になっている。赤い紐パンティが透けて見える。なんとも色っぽい衣装だ。

三曲目は、南野陽子の「さよならのめまい」。フジテレビ系の自身主演ドラマ『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』の挿入歌となった。

このまま、盆に移動し、ベッドショーへ。

キレイな旋律のインスト曲になる。千羽鶴を折り、盆前の客に渡す。

立上り曲は、斉藤由貴の「白い炎」。斉藤由貴が主役の麻宮サキを演じたフジテレビ系ドラマ「スケバン刑事」の主題歌となった。

最後に、舞台に戻り、「おまんら、許さんぜよ!💢😠💢」という台詞で締める。

 

懐かしさに駆られ、改めて「スケバン刑事」シリーズをネットで調べた。

『スケバン刑事』(スケバンデカ)は、和田慎二の漫画作品。1975年12月〜1982年11月まで白泉社『花とゆめ』に連載。1985年から1987年にかけて実写ドラマ化したTVシリーズ3部作が放映され、劇場版2作品が公開された他、2006年にはリメイク版の劇場映画『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』が公開された。

初代麻宮サキは、斉藤由貴さん。二代目麻宮サキは、南野陽子さん。三代目麻宮サキは、浅香唯さん。あとはリメイク劇場版で、松浦亜弥さんが演ずる。

「おまんら、許さんぜよ!💢😠💢」「おまんら、気合入れんかい!」「鉄仮面に顔を奪われ、十(とお)と七とせ、生まれの明かしさえ立たん この私(あてえ)が何の因果か警察(マッポ)の手先。」など、主人公の使う土佐弁での決めセリフは有名となった。今回の演目でも、このセリフが上手に活かされている。

 

鶴見つばささんの作品を調べるといろんな味がする。最高のクリスマス・プレゼントをありがとう。

 

 

平成30年12月                        大阪東洋ショー劇場にて