H30年3月結の大阪東洋ショー劇場における、小野寺梨紗さん(ロック所属)の公演模様について、演目「バービー・ガール」を題材にして、「美少女アイドルからエレガンスな女性への変貌(着せ替え)」という題名で語りたい。

 

 

 

 

今回の演目は「バービー・ガール」。

選曲は雪見ほのか姐さんと一緒にやり、振付はLISE先生。

内容は次の通り。

最初に、肩出しのセクシーな赤いドレス姿で登場。銀の肩紐、赤と金が混じったバスト、その下がピンクで、金のベルトを締め、ピンクのふわふわスカートが膝上まで続く。スカートは左側が少し長くなっている。そして、すらりと長い脚が伸び、金と赤が混じったハイヒールを履く。

頭は後ろにひとつ結びし、赤いリボンの髪飾りを添える。白いハートをぶらさげている金のイヤリングが可愛い。純金のネックレスが輝く。

デンマークのバブルガム・ダンスグループAQUA(アクア)の大ヒット曲「愛しのバービー・ガール」にのってセクシーに踊る。ときに盆の近くで。

次のMeghan Trainor(メーガン・トレーナー)の曲「Dear Future Husband(未来の旦那さんへ)」もナイスソングで超ノリノリになる。

ステージの上で着替える。

舞台の向かって右側に洋服スタンドが立っている。黒い水玉模様の入っている白黒ドレス、赤と白のブローチを付けた青いドレスが掛かっている。赤い水玉の白い帽子と、ピンクのベレー帽、そしてピンクのハンドバックも掛かっている。また衣装スタンドの横に、赤一つ、ピンク二つの丸い洋服箱。二つの箱を重ねて、その上にバービー人形を置く。

梨紗さんがピンクの丸い箱から、チェックのワンピースドレスを取り出して着替える。上着部はシルクっぽい銀色のシャツ、胸元のチェック柄のリボンがワンポイント。スカート部はピンクと青のチェック柄のミニスカート。薄ピンクのふわふわベレー帽をかぶり、ピンクのハンドバックを持つ。

三曲目はAriana Grande(アリアナ・グランデ)の「Baby I(ベイビー・アイ)」   

に変わる。なんか、梨紗さんとアリアナ・グランデがダブって見えちゃう。衣装を脱いで白いブラと白いパンティに。その上に、花の刺繍入りピンクのナイトドレスを着る。黒い腰紐をリボン結びする。そのままベッドショーへ。

魅惑的なルックスに若さはじける肉感的なボディ。今やストリップ界№1のヌードと思える。その艶っぽさに圧倒される。左手首に白いパンティを巻く。

形のいいバスト、セクシーな大きいお尻、小さなヘアがそそってくる。

近くでアクセサリーを拝見すると、先ほど述べたイヤリング、ネックレス、そして手足のマニキュアにそれぞれ五本中、ピンク三本、白二本が並ぶ。とてもオシャレ♪

ベッド曲はChristina Aguilera(クリスティーナ・アギレラ)でしっとりと。そして、立上り曲はアメリカンアイドル出身の. 女性5人組グループFifth Harmony の曲「Me & My Girls」にのってノリノリで締める。

 

今回の演目のテーマは‘着せ替え’。着せ替え人形と言えば、日本では「リカちゃん人形」と「バービー人形」が二大巨頭。どうして梨紗さんは「リカちゃん人形」でなく「バービー人形」を選んだのかな?と考えるに、「リサ」と「リカ」は紛らわしいからかな(笑)。ナイスボディの梨紗さんにはアメリカ人形の方がよく似合うかな。とふと考える。「あ! リカちゃんも後々いいなぁって思ったの。作り終わってから!」 まぁ今回は選曲一番目「愛しのビーバー・ガール」から当然バービー人形になるわね。

なにはともあれ、今週は、美少女アイドルからエレガンスな女性に変貌(着せ替え)した梨紗さんを心置きなく堪能したいと思っているよ。

 

 

平成30年3月                          大阪東洋ショーにて

 

 

【参考】バービー人形について

 

バービーBarbie)はアメリカ玩具メーカーマテル社が販売する着せ替え人形。30cmサイズ。

マテル社の創業者であるルース・ハンドラーがスイスへ旅行へ行った際に、娘のバーバラへの土産に購入したセクシードール、リリ(Lilli)が元になっている。そのため、極端なプロポーションを持っている。

初期のバービーは日本で製造されている。当時、日本はアメリカに比べ人件費が安く、繊維産業が盛んであり人形本体と衣装とをまとめて発注できるという理由から、日本での生産が決まった(1970年代から、東南アジアでの生産にシフト)。山一商店・中嶋製作所・セキグチなど、現在の着せ替え人形製造の中心をになう企業がバービーの生産に携わった。

1959年3月9日発売開始。アメリカで売られていた着せ替え人形が 2 ドル台だった中で、『安かろう悪かろう』と言われていた日本製の人形に 3 ドルの価格を付けて販売したため物議をかもした。おもちゃ業界からは否定的な目で見られていたが、ファッショナブルで精巧なお人形は子供たちに支持され、爆発的に売れた。

現在までの全世界での販売数は10億体を超えるといわれる。

 

設定

本名:バーバラ・ミリセント・ロバーツ(Barbara Millicent Roberts

年齢:17歳

職業:ファッションモデル

 

和製バービーの歴史

マテル社のバービーは、1962年に日本で販売されたが、当初から販売不振が続き、化粧や髪の色、衣装のデザインを日本人好みのものに変えるといった努力が続けられていた。1966年の『ビートルズ旋風』に乗って売れ行きをのばしたが、翌67年リカちゃん人形の発売によって打撃を受け、日本市場から撤退した。

1970年代後半に再上陸を果たすが、嗜好の違いから販売不振が続いていた。

日本人向けバービーの製作を迫られたマテル社はタカラと提携。1982年にバービー(タカラバービー)を販売した。タカラは一時、リカちゃんとバービーという日本の着せ替え人形の代名詞とも言える人形を両方とも販売していたことになる。1986年に提携解消。バービーはジェニーとして販売されることになった。

タカラとの提携解消に伴い、マテル社はバンダイとの合弁会社 ma-ba(マーバコーポレーション)を設立。マーバコーポレーションからバービー(マーババービー)が発売されたが、ジェニーと顔立ちが酷似しているとの理由で提訴される。1989年、販売不振からマーババービーの販売終了。

1989年、バンダイからマーババービーのフレンドドール、ソフィーを流用したバービー(バンダイバービー)が発売されるが、1991年に販売終了。経年変化により変色しやすい個体があったことが販売不振の一因と見られている。

それ以降はマテル社のバービーがバンダイから販売されていたが、2003年末をもってバンダイとの業務提携を解消。現在は、マテル社の日本法人マテル・インターナショナルからバービーが販売されている。

イラン政府はアメリカからの輸入制限はないが、バービー人形に肌の露出が多い衣装を着せることができるために「反イスラム的」との見解を示した。また、肌や髪を伝統衣装のチャドルなどで隠した人形「サラ」を開発し、売り出したことがある。

 

【事後メモ】

・「お手紙ありがとう。バービーちゃんの童話もめっちゃエロカワで面白かったよ。続きもなんか気になる!」

 

・最初に、演目名を尋ねたらポラコメに「バービガール」と返答されていた。「一曲目の『愛しのバービー・ガール』に合わせて『バービー・ガール』の方がよくない?」と話したら、「『バービー・ガール』の方がいいかも。」と返ってきた。

⇒この事例からもわかるが、性格的におっとりしている。本人のポラコメに「おっちょこちょいだけど、梨紗はやれる子! がんばるどーっ!」とある。

 私は最初の印象が「この子は私の手紙に反応しない。仲良くなれないも。」と思ったのは間違いで、今回「反応が遅い」ことが判った。私が出した手紙や質問への反応が一日二日遅れて返ってくる。手紙はしっかり読んでくれている。これが分かっただけで大収穫。東洋常連の綺崎さんやロック客の千葉さん等、彼女をほっとけないと思う(父性本能をくすぐられる)気持ちがよく分かる。

『踊り子になったバービー人形』  

~小野寺梨紗さん(ロック所属)に捧げる~

 

 

 

少女は小さい頃からバービー人形を大切にしていた。着せ替え遊びをするときだけでなく、四六時中、寝る時も肌身から離さなかった。

 ある日のこと、並んでお昼寝をしている時、一羽の鳥がバービー人形の上に降り立った。鳥はバービーちゃんの顔をじっと見つめていたかと思いきや、おもむろに嘴(くちばし)でバービーちゃんの口を突いた。その瞬間、鳥の口の中に入っていた花の種がバービーちゃんの口の中に入っていった。

 

 少女が大きくなるにつれ、不思議なことにバービー人形も一緒に成長した。

 少女の胸がふくらむと、バービーちゃんの胸もふくらむ。少女に陰毛が生えると、バービーちゃんにも生える。少女に生理が始まると、バービーちゃんにも生理が始まった。

 それは花の精霊のせい。バービーちゃんの口の中に入った花の種はバービーちゃんの身体の中で芽吹いていた。根をはり茎を伸ばし蕾をつくった。しかし、バービーちゃんの身体の中はとても狭かったので大きな花を咲かせることはできなかった。そのため花の精霊はもどかしさを感じていた。

 

 少女は大人になり、小野寺梨紗という踊り子になった。踊り子になっても、彼女の楽屋の鏡台の上にはいつもバービー人形がいた。ふたつは一心同体でステージに臨んでいたのかも。

 バービーちゃんはかわいい着せ替え人形。

くるくると回るつぶらな瞳。笑顔がたまらなく愛らしい♡

 いろんな衣装に着せ替えするのも楽しい。ときには小粋にヴィトンのバックをかかえる。

 でも着せ替えよりも、なんと言っても、おじさん達は彼女の裸体にメロメロ♪ 

 透き通る白い肌。

 形のいい大きなバスト。

 くびれたウエスト。

 セクシーな大きなおしり。

 小さくまとまったヘア。

 全てに悩殺される。

 彼女は脱いでも楽しめる「大人の着せ替え人形」だった。

花は拍手という水を浴び、ステージのうえで大輪の華を咲かせていた。

 

                                    おしまい