久しぶりに、ストリップ・エッセイを書いてみたい。題名は「止まり木」。
先週のH31(2019)年3月頭は、西日本でいい香盤が多く、駆け足のように全国の劇場を回った。初日は池袋ミカドからスタートし、2~4日の三日間は大阪布施の晃生、5日は京都DX東寺、6~7日の二日間は広島に移動し、8~9日の二日間は大阪天満の東洋、そして楽日はまた京都DX東寺という日程。今は関東に戻り、初日から渋谷に居る。
渋谷の初日の夜、大学時代からの友人に誘われ、渋谷の焼き鳥屋(じゃらん)でご馳走になる。
渡り鳥のような生活をしているが、たくさんの止まり木があって幸せだなぁと思う。ふと、「人生とはたくさんの止まり木があることが幸せなんだ」と思えた。
今の私にとって、彼は大切な止まり木である。無職になった私のことを心配して定期的に声をかけて誘ってくれる唯一の友人である。
今はストリップLIFEを楽しんでいるわけだが、「ストリップも止まり木なのだ」と思えてくる。あっちの踊り子さん、こっちの踊り子さん、それぞれが私の止まり木としての役割を果たす。彼女の顔を見るとホッと癒される。先週の晃生、そして今週渋谷で逢っているJUNさんは典型だね。彼女の笑顔に救われる気分になる。今週の渋谷には松本ななさんもいる。こうした止まり木がたくさんあることはストリップファンとして幸せなことだ。
平成31年3月