匂いと記憶の関係は非常に深いのだとどっかの脳科学者さんが言っていました。
ふとした瞬間に完全に忘れていた記憶がサラサラっと蘇ったりするのは、たいてい何かしらの匂いを感じた時かもしれません。
僕の場合、デパート1階の化粧品コーナーの横を通る時、2泊3日で修行体験にいった比叡山の線香を思い出したことがありますし
マシンやラケットのメンテで使うアセトンの匂いを嗅ぐと、学生時代にアセトンを腕にかけて涼んだことを思い出したりします。
昨日テニスの帰りに初めて天風ラーメンにいってきました。
白菜ラーメンが看板メニューのようですね。
このラーメンのスープをひとくち飲んだ瞬間、また小さい頃の記憶が蘇りました。
小学生高学年のころ、家族と知人ご夫婦で野沢温泉にスキーに行った時の記憶です。
その頃はだいたい野沢の民宿でみんなで年越しをしていました。
白菜の風味と和風しょうゆだしのせいなのでしょうか、味わった瞬間強烈に記憶を引っ張り出してきたのです。
ラーメンもおいしかったのですが、雪国の夜の楽しい記憶がカムバックしてきたことに感動してしまいました。
いまの僕は基本的に鼻が詰まっています。
これではいけません。
数年後に今日という日を思い出すことができません。
以前こちらに書いたナザールが手放せないですね。
http://ameblo.jp/stringer-kiitos/entry-11998081913.html
あと、どうでもいいですが、
タイトルの 『初天風』 って、おすもうさんの四股名みたいです。
まぁタイトル考えるのも僕ですけど。