中卒未経験から介護士のトップを目指す!③三つ巴の権力闘争 | 老健介護士になったアラサー中卒ひきこもり(10年目)

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いじめ、高校中退、ひきこもり等を経験し介護士になりました。私の経験が誰かの役に立てばと思いブログをしております。

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こちらはシリーズものです。

始めのパートはコチラから。 

 

前のパートはコチラから

 

フロア異動した私ですが、首脳陣がいなくなった異動先のフロアは統制が取れなくなっていました。

 

 

暫定主任的なポジションのDさん筋肉はサッカー好きでマッチョの男性です。

20代前半だけど介護歴が長く、優しい人なのですが、気が優し過ぎて他の職員が言うことを聞きません。

 

そして期限を守らないという悪癖がありました。

 

どちらかというと几帳面な私とは幸いウマがあったので、これもまた役職名は無いのですが、私が暫定副主任的な役割をさせて頂いていました。

 

といっても所詮は急造の首脳陣。

しかも(仮)だったので、フロアがバラバラになり、トラブルへの対応すらB介護リーダーグラサンの手を借りなければままなりません。

 

 

そこで、3ヶ月ほど経った頃にB介護リーダーグラサンは、ある一手を打ってきました。

 

その一手が『他のフロアから子飼いの職員を異動させる』というものです。

 

そうして異動してきたのはEさんリボンという女性で、この人も若いけど介護歴は長い人です。

 

B介護リーダーグラサンを尊敬して止まない人で、Dさん筋肉とは真逆の気が強いタイプでした。

 

ただ、気が強過ぎて周りの意見を全く聞かずに物事を決め、反発を生むことがままありました。

 

ルーズなDさん筋肉、独裁者的なEさんリボン介護歴の浅い私、誰もがフロア主任になるには少し足りないスペックです。

 

ではどうして異動させたのか?

 

B介護リーダーグラサンの思惑は『蠱毒』。

つまりは三つ巴の争いをさせて、一人を育てよう。

そういう作戦でした。

 

蟲毒のイラスト

 

その日から仲が悪くしならないように皆頑張っているけど、実質的には競わされている。

そんなおかしな状態が続きました。

 

Eさんリボンが異動してきてから、3ヶ月ほど経ったある日、ようやく主任が決まります。

 

ちなみに私が介護老人保健施設に就職してから一年半が経過していました。

 

ありがたいことに、選ばれたのは私でした。というか、最初はありがたいとか思う余裕もなく、ただただ不安で一杯でしたが…

 

選ばれた理由は恥ずかしながら、『特に何もしなかったこと』でした。

期限を守らなさ過ぎて職員の信頼を失ったDさん筋肉暴走し過ぎて職員の気持ちが離れたEさんリボン

 

その二人に比べて特に何もしなかった私は上司であるB介護リーダーグラサンから見たら『操作しやすい部下』と思われ、部下になるフロア職員からみたら、『安定志向の上司』と思われたのでしょう。

 

ただ、何もしていないと言っても、二つだけ気をつけたことがあります。

期限を必ず守ること、そして他の人の意見を聞くこと。

 

もしかしたら、たまたま私が気を付けていたことが、二人の弱点だったという幸運に恵まれたことが最大の理由かもしれません。

 

こうして運良くフロア主任に選ばれたのですが、大変なのはこれからです。

 

曲者のB介護リーダーグラサンその直属の部下になったのですから…

 

しかし、苦難は思った以上のものでした。

 

 

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駄文失礼しました。
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