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介護施設の節約方法「施設流節約術」のお話しです。
当然ながら、老健(介護老人保健施設)でも利益が必要です。
例え部屋が全て埋まっている(儲けている)状況でも、コスト面を考えずに湯水の如くお金を使えば、施設が潰れてしまいます。
ではどのようにコストを抑えているのでしょうか?
たちの悪い経営者、管理者なら、職員をワザと雇わず人件費を減しますが、大体の施設は別のやり方で節約しようとします。
節約方法としては電気や水道のコストを抑えること以外にも介護施設ならではの方法があります。
それが排泄用品、所謂オムツの節約です。
その利用者様の排泄のリズムに合わせて、使う排泄用品を選別しオムツ交換の回数を割り出し、良いタイミングを見つけるのです。
「排泄委員会」という組織を立ち上げて、取り組んでいる施設も多いのではないでしょうか?
在宅介護をされている方なら分かるかもしれませんが、オムツって結構高いんです。
ここを節約できるかどうかで施設経営はだいぶ変わってきます。
当然ですが、オムツ高いから利用者様に排泄するのを我慢してもらう。とか、失禁してもそのままにしとく。みたいな事はありません。
思いっ切り虐待ですしね。
排泄用品の会社の方のアドバイスを受けつつ、排泄委員を中心に話し合ってケア内容を決めます。
イメージとしてはオムツ代の削減というよりも、オムツの適正化といった感じです。
オムツの適正な交換時間は人によって、季節によって、そして商品によって変化するので結構な技術&経験&知識が求められます。
ちなみにこの適正化ですが、コストの削減のためだけに行っている訳ではございません。
●利用者様の睡眠を邪魔しないため
●利用者様の身体に負担をかけないため
●利用者様の羞恥心に配慮して
●業務効率化のため
など様々なメリットがあるのです。
また、適正なオムツを使用しても、交換の仕方が下手だったら失禁に繋がるため、職員も日夜技術を磨いています。
これはただの愚痴になりますが、いくらオムツ代を節約しても、古い施設だと修繕費だけで節約分が飛んでしまうんですけどね…
介護施設ならではの節約方法無駄を斬る「施設流節約術」でした。
どの方法が適正かはメーカーによって違うので、各メーカーさんのホームページを参考にして頂ければと思います。