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子供同士でモメないために。
親が介護施設に入った時の動き方。
私は介護施設で働く中で、500組以上の利用者様とその家族を見てきました。
その中で家族同士でモメる事がない人達の共通点から、とある大事なポイントを見つけました。
大事なのは全員の協力。
…ではなくて、一人ひとりの領域、テリトリーを決めることです。
モメない家族様は絶対にこれをしています。
もしくは元々の子供間の関係性から自然にできています。
それって役割分担のことでしょ?
結局協力が必要なんじゃないの?
そう思った人もいるかもしれません。
役割分担とテリトリーを決めることの違い。
それは「何もしない、全然協力しない人間もあり。」という点です。
親が施設に入った時に求められる協力は二つ
お金を差し出す。
時間を差し出す。
このどちらかなのです。
お金とは施設生活にかかる費用全般のことです。
時間とはこまめに様子を見に行ったり、入退所に必要な諸手続きを行ったりすることです。
必要不可欠な協力と言えるでしょう。
逆に言うとこの二つ以外は必要ないのです。
必要な協力が出来ない人間がやるべきことはひとつ、言葉を差し出す。
つまり親の事で、他の子供に対しても、施設に対しても、注文をつけず、批評せず、文句を言わない。
これに尽きます。
ついつい「全員で協力して親の面倒を見よう!」となってしまいますが、不仲のもとです。
子供の間でも、金銭や家庭の状況によって親に注げるものに格差が出るでしょう。
親の面倒を全然見る気のない子供もいます。
それぞれができることを役割分担して協力するのは、とても素晴らしいことですが、無理に協力すると歪みができてしまいます。
誰かがサボったり、誰かに怒ったりするでしょう。
できた歪みはお互いのストレスとなって、後々の不仲に繋がっていきます。
それならば始めから、金銭的もしくは時間的に余裕を作れて、やる気のある子供以外はお世話から外れてもらいましょう。
その代わりにそれ以外の子供は親の介護の方針に一切口を挟んではいけません。
事前に話し合って、領域・テリトリーを決めておけば、それ以上イライラが募ることもないでしょう。
介護士視点から見ても、親(本人)や子供(家族)の要望を聞く上で子供間で主張の違いがあった場合は今後のケアの方針を決めにくいものです。
余り事情を知らない家族様がたまに見に来た時、その一場面だけを見て施設に要望を伝える。
その行為は、よく様子を見に来られる家族様と施設の間で時間をかけて築けた信頼関係を壊しかねないのです。
ひょっとしたら「自分ばっかり何でこんなに頑張らなきゃいけないんだ?」という気持ちになることもあるかもしれません。
それでも、大して頑張っていないのに「あなたと同じ…いや、あなたよりも頑張っています。」という顔をされた時のストレスに比べればマシです。
親も子供にモメて欲しくないはずです。
モメるよりかは良い。という前向きな妥協も必要でしょう。
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