人は変化を嫌う生き物だといいますが、コロナ禍によって社会は大きな変化を強いられました。
介護施設も例外ではありません。
というか、高齢者が集団で生活している場所だけに、多くの部分で変える必要がありました。
変化と言えばまず思い浮かぶのがマスクの着用です。
今や感染予防策の基本中の基本であるといえます。
私が働いている施設では、マスク以外にゴーグルも使用しています。
マスクに並ぶ基本的な対策が出勤時と退勤時の体温測定で「非接触型の体温計の前に何人か並んでいる」光景が毎朝の当たり前になってから随分たちます。
主な感染予防策として他にあげられるのが消毒です。
複数人が頻繁に触れる、手すりやエレベーターのボタンなどを一日何回か消毒・清掃する。
リハビリ用のマシンは一回の使用ごとに消毒する。
食事前はアルコールで手の消毒をする。
などです。
エアサーキュレーターや除菌装置の導入といったハード面での変化もありました。
これらを設置することで、どれほど効果があるのかは不明ですが…
働き方改革。というニュアンスとは少し違うのですが、働き方も確かに変わりました。
時差出勤や研修のオンライン化がその最たるもので、以前では考えられなかった研修がオンラインになっています。
家族面会も禁止になりましたし、利用者様が使うテーブルにパーテーションが設置されました。
忘年会や歓迎会もここ2年程は行ってません。
まあ、それに関しては喜んでいる人もいるでしょうが…
他にも、ほとんどの利用者様、職員がワクチンを打ちました。
今まではインフルエンザ以外では行わなかったことです。
ひとつの介護施設だけでもこれだけ多くの変化があったので、最近の社会の変化は凄まじいことが分かります。
世の中みんな頑張っているんです。
こちらはオススメ記事です。