私たちには何のために精神的な苦痛を感じるのだろう?
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知性が発達した現代では肉体的な苦痛は減っているが、逆に精神的な苦痛が増えている。
戦後の先人たちがわかりやすく見えていた肉体的な苦痛を減らしたことにより、
知性の無い者にはこの精神苦は見えないため、無いことになる。
見かけ上、世の中の不幸は減ったように見えている人たちがいる。
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私たちは少なからず、精神苦を体験している。
ある一定の苦痛を体験した後には、また安らぎが訪れ、その苦痛が大きければ大きいほど再浮上した時にの安堵感は大きい。
どんな人であれ、陰陽は等価交換を繰り返す。
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この苦痛は必要なもので、精神性を鍛えるために存在している。
現実位相を読み解くときと同じで、赤が少なければ基本的には温室育ちの状態に近くなるので
ちょっとした苦難にすぐめげてしまう人になる。
精神性も同じことが言える。
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私も7月末から、不調だったがどうやら乗り越えた感じがしている。
漸く調子の良いいつものエネルギーに戻ってきたことを実感している。
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私がたくさんの方に接してきて感じるのは、実はこの精神苦には濃淡があるということだ。
人によって、トリガーも発動のプロセスも違うし程度に差がある。
個人差と一言で言ってしまうのは簡単だが、驚くほど人それぞれ違うのだ。
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これを鑑定のポイントで読み解くことができる。
命式の陽占部分は、精神を表すが、ここから読み解く。
陽占の剋戦を読み解くことで、内面にどんな矛盾があるのかがわかるとされている。
少し専門的になるが特に、南北の火と水はどちらも精神を表すもので最大の剋戦となる。
現実的な剋戦はまだわかりやすいが、精神的な剋戦は見えづらく、本人も気づいていない無意識で起こっていることが多い。
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そんなときの一つの改良方法は、行動(運動)をすることだ。
「運は動より生ず」という格言がある。
何かうまくいかないとき、止まっているとき、どうしようもないときは、物理的に体を動かしてみるのが良い。
一時的にエネルギーが動けば、そこから何かが動き出すこともあるからだ。
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相生論から、スタートは木性世界、つまり自分自身と繋がることだが
実際には金性世界の「行動」を起こしてみることで物事を動かすことが必要だとも説かれている。
どちらが良いかは、その時々の判断となる。
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つらい体験をすると、何故私ばかり、、、と思うだろう
もしも、命式にその葛藤のポイントが書いてあるならば
それはもともとあなたがその体験を今世するために、自分で決めてきたことをやっているので
宿命通りで、運が良いとなる。
もしも、命式に無いのであればそれは後天的に体験と経験によって
いずれにしても改良ができるので、固定観念を一緒に探し言葉を与えて少しずつ変えていくことができる。
少しずつだが、司禄星的にコツコツ積み上げていくことは物事の基本的な在り方だ。
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最近、ご縁のある方々と深いお話をさせていただく中で、言葉の与えなおしの重要性を実感している。
確実に受け取れる現実が変わってくるのだ。
モノの見え方がシフトしていく感覚は、新たな世界が見える感覚だ。
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私のスケジュールを考えてもお受けできる枠はあと1-2名かと思われます。
ご縁がある方とこちらで深めることができればうれしい。
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