何故、私たちは刺激に翻弄されてしまうのだろう?
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2年前のことだがロシアがウクライナへ侵攻した。
まずはウクライナの軍事施設をロシアが爆撃したことが報じられ、緊迫感が一気に加速した。
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ニュースで知られた方も多いと思うが、21世紀になり世界がつながりだしたこのタイミングで
まだ、争いを起こす国があるのかとショックを受けた方も多いだろう。
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日本は世界的に見るととても平和で治安が良い国のため、そのように思う方も多いかもしれない。
実はこの世界には、どんな人も居るので、対極にあるものを両方知っておくことは重要なことだ
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それにしてもおそロシア。
冬季オリンピックが終わるのを待っての進行だったのだろうか。
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背景にあるのは、ウクライナがNATOに入ることにより、ロシアの体制が脅かされることにある。
プーチンはこれまで20年以上、ロシアの長期政権を握ってきた、支持率も高い。
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プーチン側へ思いを馳せると、何としてでもロシアを良い国にしたいという強い思い、
同時にここまで築き上げたものが、途中で潰えるのかという落胆、高い支持率を失うことへの恐怖が垣間見える。
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一方、侵攻されたウクライナ側に思いを馳せると、もともとソ連から独立できた国でありやっとの思いでここまで来たのに、という落胆や、武力による生命が脅かされることへの恐怖。
同じ民族間でなぜ?という葛藤が見えてくることだろう。
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この辺りは想像力の世界なので、ほかにもいろんな見方があるだろう。
球体思考で考えてみたいところだ。
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人の苦しみは四苦八苦で表現される
生老病死、怨憎会苦、愛別離苦、求不得苦、五蘊盛苦の8つをこの世の苦しみと表現される。
今回は最後の五蘊盛苦(ごうんじょうく)を見てみたい。
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五蘊とは、5感覚のことで、味覚、触覚、嗅覚、視覚、聴覚のことを指す。
これらは、日々の刺激によってその都度、その瞬間に有意な部分が変化する。
例えば、スマホが普及しすぎた現代では、視覚による情報過多になっている。
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仏教的には、これらの五蘊は身体で感じる「感覚」はあるが、それは実態がない。
他人からはわからないもので、その人の中で起こっているものだ。
実体がないというのは、単なる勘違いなのだと説いている。
その勘違いを手放せば、楽になれるだろう。と
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本当にそんなことができるのか、私自身も手放し切れてはいない。
しかし少しわかる気がするのは、握りしめたものを手放すことと言い換えられるかもしれない。
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五感覚を手放す境地にまではいけないが、少しでも手放し、流れに身を委ねることができれば、
いろいろなものが解放されるのかもしれない。
そういった在り方を目指していきたい。
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皆様の心の安寧を祈って。