国内でも報道されたのでお聞きの方も多いかと思うのですが、アイルランドの格安航空会社、ライアンエアーの社長が、機内のトイレをコイン式の有料トイレにしたいと語ったとの事。


これに対してイギリスやアイルランドでは反論が相次いでいて、特に機内のトイレはエアコンや酸素、座席の確保等と同じ安全設備の一部と規制で定められており、不見識・ナンセンスだと言う批判がまたメディアに出ていますが、全く同感というか、当然の反論ですね


たまにある駅のコイン式トイレは、清潔や安全を確保する代わりに代金を取るのだけど、飛行機の場合には乗客に選択の自由が無いんだものね。人の弱みに付け込んだ卑しいアイデアだと言われても仕方がないなと。



で、これを他国の話と笑い話にするのはいいんですが....


例えばJRは、数年前から通勤電車にグリーン車を設置してグリーン料金を取ってます。通勤電車が慢性的に混んでいるのを逆手に取って、座れるのをプレミアムにして余分なお金を取ってます。

JRナビタイムでも、有料サービスの一部として、列車の遅延情報を配信しています。何故JRの遅延情報が有料サービスなんだろう。

こういうビジネスはもう実行に移されていますが、上記の有料トイレの発想に似たものがあります。


こういう身内を欺くようなビジネスモデルが僕は大嫌いです。というか、こんな事をやって身内からお金をむしり取っているうちに、国民みんなが弱くなって行くのだなあ、と思うのです。


何とかして海外からお金を持って来れるような、海外に移植して使えるようなビジネスモデルをみんなで考えなきゃね、と思うこのごろ。

どうも書き出したらトイレネタから脱却できなくなりつつありますが....


前にイギリスの南西部に行ったときの事。夕食を食べに田舎のパブに入ったら、自分たちの座った席の近くの壁に、どう見ても便座としか見えないU字型のオブジェが飾ってあったのです。


頭上から「?」を出して、ぽかんと見つめる私に、一緒に行った友人が笑いながら、「それはサドルだよ」と教えてくれました。別の友人が「トイレットシートじゃないよ!」と注釈。


サドル(Saddle)。つまり乗馬のときに座る、鞍のことです。


イギリスでは田舎に行くと、まだ随分昔の、鉄道や自動車道路網が発達していなかった頃からの古いパブがあちこちにあります。パブが、馬や馬車で旅をする人たちの休息場所になっていたのです。B&B(安いホテルね)を併設しているところも多くあります。

交通手段が発達した今も、そうした街道筋のパブは地域の憩いの場所になっているのですが、昔の名残を残して、馬をつなぐ場所を残してあったり、インテリアに馬具を飾っているところも多いのです。たまたま入ったそのパブも、乗馬に関するアンティークを色々飾ってあるお店だったのです。


しかし、どう見ても便座だったが。


便座を「サドル」と呼ばない事をその時知りました。同じ座る道具だと思うんだけどな。




昨日のイギリスの新聞サン誌 に、面白い記事が。


アンドリューという会社員が、携帯電話を海辺で失くしてしまい、何度も電話を掛けてみたりして探したけれども見つからず、結局探すのを諦めて、1週間後にガールフレンドのリタと新しい電話を買いに行ったそうです。


そうしたらまさにその時、リタの携帯に失くした筈のアンドリューの携帯から電話が掛かって来たのです。

出てみると、その電話を掛けていたのはグレンという漁師でした。何とグレンは、自分が釣り上げた25ポンド(11キロ強)の大きなタラのお腹の中からアンドリューの携帯を発見したのです。それで彼は持ち主を探すために、メモリの番号に電話していたのでした。


そうして、携帯は無事にアンドリューの元へ戻ったそうです。親切な漁師さんだ。


見つけた時はその電話は電源が入らず、グレンはSIMMカードを抜いて別の電話からアンドリューの携帯に入っているメモリ番号に電話を掛けていたのだけど、その後アンドリューはその携帯電話を乾かして充電して電源を入れたところ、驚くべきことにちゃんと動作したそうです。(結局は修理に出したようですが、依然として同じ電話を使っているとの事)


実話だそうです。スゴイ話だ。携帯電話を食べてしまう大タラも凄いが、漁師に捕まってそれが戻ってくるという話も凄いし、その電話が回収後にちゃんと動作したというのもまた凄い。


GPSでトレース出来てたら、もひとつ面白かったかもね。

日本の携帯は魚に食べられても大丈夫かな、とつい考えます。