『純平、考え直せ』終演! | 森岡利行オフィシャルブログ「監督日誌」powered by Ameba

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脚本家
舞台演出家
映画監督
プロデューサー
文教大学情報学部メディア表現学科非常勤講師

無事、若手の長谷川幹を主演にした『純平、考え直せ』が千穐楽を迎えた。

 

新宿シアタートップスにも神がいたような気がする。

なんせわたしは役者時代、

あそこで4回も舞台を踏んでいるのだ。

 

そんでもって今回の一番大きなダメ出しは、

討ち入り決起集会、初日乾杯に来なかった奴に、

「そーゆーことが大事なのだよ」と言ったことだ。

 

理解してくれたかどうかわからない。

 

それでもわたしがこの世界に40年以上いられるのは

そーゆーことを理解してきたからだろう。

 

友達や身内はいつでも会えるけど、

この座組の出演者やスタッフは今回限りなのだ。

 

相手役やスタッフに感謝し、乾杯することを大事に出来ない奴は

芝居なんかやめちまえ。

 

小劇場の役者が舞台を創る、仕込み、バラシも含めて、

それが全部芝居なのだと思うことが大事だということが、

理解出来なければ芝居なんかやってても意味はない。

 

なぜなら俳優とは人を憂う仕事であるからだ。

 

でなければ売れる奴はとっくに売れてるし世に出いている。

現在、そうじゃないとしたらガムシャラに芝居に打ち込むしか方法はない。

 

「なんで俳優が仕込みやんなきゃいけないの?」

当たり前だろ、小劇場なんだから!

大劇場でなんかやらせてくれないぞ。

裏方に関われるのは小劇場だけだ。

ドラマで大道具の役が来たらどうする?

小道具の役とかメイクさんの役とか、

なんでも使えるだろうが。

 

空っぽの舞台にセットが立つ、

それが見られただけでも幸せだと思う。

 

そんなこともわからないで、

一生懸命てめぇで芸名考えたり、

サイン考えたり、TikTokやったり、Live配信したら

売れるなんて考えている奴は愚の骨頂である。

 

配信なんか芝居創ることとかいい芝居することとは全く別物だぜ(笑)。

 

ちょっとバズったりして、売れてるとか思ったら大きな間違いである。

だったら安芸高田の石丸市長の方が凄い(笑)。

安芸高田市の配信の登録者数はは東京都を抜いたンだからね(笑)。

 

まあ今回の座組にはそんなおバカさんはいないと思うが、

もしいたとしたら残念だ。

 

それでもわたしは毎公演伝えてゆく。

裏方の気持ちをわかる俳優になれ、と。

 

感謝の気持ち持たずして売れるわきゃねぇよ。

 

DOGファンのみなさん、

4月、6月池袋で、7月西新宿で、

8月大阪で、10月渋谷と大阪で会いましょう!

わたしが話せるのはここまでだ(笑)。

あとは制作部の発表を待ってくれ。

 

また、久しくBlogがご無沙汰になってたのは、

TikTokに精を出していたからだ。

懇意にしているプロデューサーからBlogを書くようにとの

お叱りがあったので、書いております(笑)。

 

 

また戻って来られた。

 

だよね、脚本家は書いてなんぼだからね。

また、劇場で会いましょう!