無事、終わった。
同窓会のように初演のメンバーが集まった。
さすが、佐藤仁の人望だ。
初演で利夫を演じた浜谷康幸はわたしと同じ干支で一回り違い。
それを鼠年なのでチューチュー会とか言ってたかどうかは定かではない。
杉田浩子は『母桜』の前に辞めたが、
初演の『心は孤独なアトム』でマリを演じたり、
『路地裏の優しい猫』で加代子、
『竜二』では浜谷演じる金子正次のお母さんの役なんかやっていた。
『悲しき天使』では春子を演じていた。
全部初演だ。
当時はプロデュース公演ではなく、劇団として成り立っていた。
再演がやたら多いのでオーディションでよその
プロダクションの役者を使うことが多くなり、
現在に至っている。
今回、顔出してくれた昔のメンバー、ありがとう。
まだ追悼公演は続く。
佐藤仁が最後に出演したのは『アオイの花』だった。
ここでお知らせだが、追悼文を“STRAYDOG”に送って、
まだ追悼文集を貰ってない人は、
劇場の受付で貰ってね。