リスプロデュース観劇! | 森岡利行オフィシャルブログ「監督日誌」powered by Ameba

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脚本家
舞台演出家
映画監督
プロデューサー
文教大学情報学部メディア表現学科非常勤講師

21日、DOGのボクササイズ終わりに観劇してきた。

(今頃の感想になってリス、里世ごめん!)

 

主宰で演出の松本匠にはDOGの重松隆志が今井雅之さんの舞台から

ずっとお世話になっている。

 

今回、DOGから里世が出演させてもらった。

リスに会うたびに言うのは、

「早く今井さんとの話書けよ」と(笑)。

大阪でやったみたいなのだが、

もっと抉りこんでやってほしかったナ。

重松に訊くだけでも相当、××だもん。

 

リスの舞台を見ていて毎回思うのは、

わたしが映画なんかで、たまにサブテキスト(登場人物の履歴書)を

作るのだが、それがいわゆる根っこの部分で、かなり面倒くさい作業だ。

 

シナリオ学校なんかではそれを一番大事にする。

外国のアクターズスクールなんかでやっているメソッド演技なんかもそうだろう。

 

根っこがなければ木は立たない、花は咲かないという発想だ。

 

リスはその根っこの部分を掘り出し、地上にあげ、水を撒き、

そのまま花を咲かせるという風な演劇を創る。

 

いわば、アリを小さい頃に牛乳瓶に入れて巣を作るサマを眺めていたような楽しみだ。

 

先日、娘が初出演するので飲み会つきの観劇会をやったら、

30名くらいの人が集まってくれた。

 

本当にありがたい。

 

でも、客を呼べない役者はそういう発想がないのか、

面倒くさいからやらないのか、声かけないよナ。

 

いいんだよ、観劇なんて二の次で(笑)。

その芝居が面白かろうがなかろうが、

その芝居について喋れる場所がある芝居は

いい芝居なんだよ(笑)。

 

「監督が声かけたからですよ」

なんて言う人もいるが、

そーゆー努力(というのか? ただみんなと飲みたいだけじゃないか)しているのか?

 

 

近々、次回作のオーディションがあり、

事務所から「30枚売れないんですよ」なんてことを言われるが、

売れなければ、自分で買って配ればいい。

それくらいの根性ないと俳優として売れません!

 

リスプロなんて出演者少ないからみんな100枚以上売るらしいゾ。

(飲み会でリスからどうやったらそんなに呼べる出演者を集められるのか

レクチャーしてもらいました。ありがとうリス!)

 

俳優で食べるというのは弁護士になるより、

東大入るより難しいはずだ。

 

だったら、30人くらい呼ぶこと自分で考えようよ。

手紙書くとか、ラインするとか。

それも一斉とかじゃなくてネ。

心の籠もったやつ。

 

 

この二人もDOGではたいしたことないけど、

よそに出演したら相当売るらしいよ(笑)。

 

だって、”STRAYDOG”のメンバーみんな来るからね(笑)。

次は『絶叫』と『アオイの花』リベンジ公演だ。

 

ぶちかましてやる!