今日、原爆投下から75年 | 森岡利行オフィシャルブログ「監督日誌」powered by Ameba

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脚本家
舞台演出家
映画監督
プロデューサー
文教大学情報学部メディア表現学科非常勤講師

8月公演を予定していた『夕凪の街 桜の国』も中止となった。
今日は原爆投下から75年。

75年前の8時15分に原爆が広島に投下され14万人が死亡した。
当時の広島の人口のほぼ半分が亡くなった。

今、わたしは月に一度は広島に行き、
ワークショップを行っている。

二世、三世の方々もいる。
この人たちに是非、
広島で『夕凪の街 桜の国』を上演して貰いたい。

そして後世まで広島に原爆が落とされたこと、
被爆し75年は草木も生えないと言われた広島の街を
復興させたこと、
伝えていってほしい。



人生は辛い別れがいろいろある。
出会いは楽しくて、別れは死にたいと思うほど辛いものだ。
でも、生きてるかぎりマシだと思おう。
生きてるかぎりやり直しは出来る。
突然の事故や、ましてや戦争、震災で亡くなった人のことを思えば、
恋愛の別れなんぞたいしたことではない。
(当事者は辛いだろうが)
例えば、恋愛で相手がとことん嘘でぬりつぶされていようが、
自分が一瞬でも相手を好きになったのなら、
恨んではいけない、憎んではいけない。
時間が経てば、どんな恋愛でもその経験は
人の心を温めてくれるものだ。

と、村上春樹さんも言っている(笑)。



話は変わるが、“STRAYDOG”の公演が延期になった。
色んなところで叩くバカはいるもんだ。
誹謗中傷……それが人を苦しめ、
死に追いやった事件もあったというのに……
それでメシを食ってる人たちのことを何も考えていない。
演劇観ればコロナが感染する……という論理でバカはうなる。

いろんな頑張ろうと思っている人のツイッターを追いかけ、
コメントする。

演劇がコロナ感染を拡げていると……。


言葉はその人自身を表す。
だからわたしがクソ野郎と書けば、
わたし自身がクソ野郎なのだ。

そんなクソ野郎の言葉なんか
信じなくてもいい。

でもこれだけは言いたい。
SNSで誹謗中傷する奴はクソ野郎だ。
悔しかったらわたしみたいに顔と名前さらして
書いてみろ。
その時、初めて対等になれるのだよ。
顔隠して、名前隠して、適当なこと言ってンな。
テラスハウスの事件も、
誹謗中傷した奴らは匿名だろう。

てめぇの心に聞いてみな。
腐ってるぞ、おまえら。

みんなこんな世の中でも
懸命に生きているのだよ。
足を引っ張ってどうすンだ?

なんとか頑張って、
仕事しようとしてるンじゃないか。

我々、個人事業(フリーランス)は自粛だ、休業だと言われて、
仕事が出来なくなって収入がなくなるけど、
公務員はちゃんと給料が出て
おまけにボーナスも出るんだぜ。

私たちの税金で。


因みに検査受けたら
わたしは陰性だった。


感染拡大防ぎながら、
それでも演劇はやっていく。

みなさん、マスクして手を洗ってうがいして、
劇場で会いましょう!