3月8日には『路地猫』に出演する新垣里沙さんの
舞台『共骨』を彩の国さいたま芸術劇場で観劇させてもらった。
新垣さんの主役として堂々たる演技は圧巻だった。
これならうちの『路地猫』も最高の歌う猫を演じて貰えることだろう。
と、思いながら、稽古場へ。
3月14日には再び、広島へ。
50人のワークショップ。
今までぽわーんとしていた女子高生が、
私の話に頷いてくれていたのが嬉しかった。
引きこもりらしいが、変わってくれればいいんだけどね。
広島のメンバーの年齢は幅が広くて面白い。
広島版『母の桜が散った夜』は5月2日(土)、広島で、一日だけ上演する。
“STRAYDOG”から広島出身の那波隆史、
水越嗣美、岡川響が出演する。
他に佐藤仁、山田奈保。
詳細は近日中に発表だ。
広島のワークショップから帰ってきて、
“STRAYDOG”の水越嗣美と布宮翔が
出演するエアースタジオの芝居を鑑賞。
二人のチケットをさばいてやろうと、
私の知っている人たちに声をかけた。
これは大事なことなのだが、
芝居の鑑賞をメインにせず、
その近くにある韓国屋台での食事会を
メインに連絡したら、
大勢、予約してくれた。
これはいい手法である。
『路地猫』に出演している山本ひかると桜のどかは
絶対、観劇よりも韓国屋台がメインだったと思う。
だって、水越も布宮も共演したことないんだぜ(笑)。
↓そして、佐久間と里世と道又は布宮の回を観劇。
私と里世は二日続けて韓国屋台だ(笑)。
コロナショックの店長も喜んでいた。
19日に佐伯大地の『熱海殺人事件』を紀伊國屋ホールに観に行く。
私が観劇した次の日に『映像都市』に出演した元石梨香子も
観劇したそうだ。
紀伊國屋には神が宿っている。
つかこうへいという神が。
私はそれを感じている。
佐伯大地は“STRAYDOG”で『ゴジラ』
『いるかホテル』『映像都市』
に出演している。
今は2,5次元の舞台で売れているらしいが、
いい台本や演出家に出合い、成長して行ってほしい。
20日にサンシャイン劇場で勇翔が出演しているボイメンの
芝居を鑑賞。
おいおい、みんな舞台やってんじゃねぇか。
『諦めが悪い男たち』ってか(笑)。
ボイメンファンのみなさん、
ボイメンとはまた、違う勇翔の雄姿を観に来てね。
21日は稽古が休みだったので、
“STRAYDOG”の中原和宏と田嶋高志が出演している
『灰になる』を下北沢で鑑賞した。
この劇団は二回目だが、
現代社会の闇を抉る様に描いている。
22日は“STRAYDOG”を退所した増田朋弥の初演出作品を
高円寺で鑑賞。
満員の客席で、舞台は飛び散る汗、
これこそ演劇、なにくそコロナって感じだった。
冨手麻妙のマネージャーと会い、
麻妙が『全裸監督』で儲けたらしく奢ってもらう。
自分より若い人に奢って貰うのは最高だ。
ごちそうさま!
いい役者はたくさんいる。
だけど、売れるとか売れないとかなんだろうと思う。
それはきっと、本人の才能だけではなくて、
「この人を売りたいな」と誰かに思われた人だけが、
売れていくのではないだろうか。
そういう役者は「何とかこの人を、世間に知ってほしい」と
思わせるStoryや人間性を持っているのだ。
アホはレッスンしていればなんとかなると思っている。
ならないよ、アホ。
やめろカネの無駄遣い(笑)。
芝居観に行け。
映画観に行け。
プロと飲みに行け。
インプット増やせ。
自分を売ってくれる人と出会え。
好きなことはくたびれない。
チャップリンが言っていた。
“人生に必要なのは
勇気と創造力”
また、人と人が出会えば
必ず別離がやってくる。
それよりも
生きることで大切なことは出逢いなのだ。
そして、常に思っている。
「今に見てろ」と。
次回公演、私の「今に見てろ」を見せてやる。