25年も“STRAYDOG”やっていると色々ある。
去る者もいれば、訪れる者もいる。
やはり長年付き合ってきた人との信頼度は高い。
DOGの公演に出続ける者、
一回しか出演しなかった者、
色々いるが、今回、中島史恵さんをキャスティングしたのは、
実は十年くらい前に『竜二 ~お父さんの遺した映画~』に
出てくれていたのと、週刊現代でグラビアを飾り、
「懐かしい……あの頃と変わらないナ」と思ったからだ。
そのトボけた味が、幸役の山崎真実とぶつかったらどうなるか、
楽しみだ。
そして、稽古が始まった。
今月、山崎真実と木下愛華は誕生日があったそうで、
稽古場でサプライズのケーキがふるまわれた。
稽古中に誕生日を迎える人は運がいい。
私はたいてい、本番中だ。
今年は生バンドで祝ってくれた(笑)。
そんな中、“STRAYDOG”のS松が××××に××り、××を手にした。
××のない中、運が良かった。
以前、××の××に通ったが、ある事情で放送はオクラになってしまったという
悲しい過去を持つS松だが、今回は本当に××もなく、運が良かった。
そんなわけで、飲み代を「俺、出しますよ」と気前よく、支払った。
重松におごってもらう日が来るなんて……。
そして、次の日も焼肉の食べ放題に行って御馳走になった。
まだ×××は完全に××してないそうだが、
腹一杯食べた方が××も早いだろう。
S松も××や××だなんだで色々あったが、
今は酒井法子さんらと一緒に公演の稽古に励んでいる。
辛い気持ちを癒してくれるのは「時間」しかないんだよな。
その時間の経過をどうやって早くするかしかない。
つまり、忙しくすればいいのだ。
そして、仕事は忙しい人のところにやってくるものだ。
つい最近、辛いことがあった人は、忙しくして、
それが遠い過去のことのように思えれば、シメたもんじゃないか。
「辛いこと、シンドイことは人生の場数だよ」と赤羽が新人くんたちに言った。
確かに。
民話芸術座で一年間の巡業、江戸村で時代劇の美術班を三ヶ月、怒鳴られ、
続けた経験と、厳しい××と部屋を×××している赤羽ならではの言葉だ。
そんな、そこいらの養成所出身の連中がやれそうもない経験をしても、
まだ23歳。若いよな(笑)。
“STRAYDOG”の新人君たちも、ごちになって、こんな調子だ。
右恥、もとい(笑)右端が赤羽一馬。
彼らは『へなちょこヴィーナス』に出演する。
お楽しみに!