AI公演観劇と底辺同窓会 | 森岡利行オフィシャルブログ「監督日誌」powered by Ameba

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脚本家
舞台演出家
映画監督
プロデューサー
文教大学情報学部メディア表現学科非常勤講師

『軋み』の通し稽古見学のあと、

八幡山へ向かいAIの公演を二日続けて観劇。



時代劇のプロデューサー山本和夫さんの演出と

シナリオ講座で私の生徒で、今はプロとなった

千葉美鈴脚本の作品。



ドラマデザイン社はまた、一本、名作を持った。

千葉にも少しダメ出ししたが、

ほぼ完ぺきと言っても過言ではない。



女の子たちのパワーがみなぎっていた。

女の子たちのウィンズ・オブ・ゴッドというべきか、

何度も公演して育ててほしい作品だ。





ワークショップや養成所のレッスンでそれ風にセリフ喋ってるより、

映画でも演劇でもテレビドラマでも

どれだけ面白い作品に出合えるかだ。



それにつきる。



魂を揺さぶられるくらいの作品に出合ったことがあるか?

出会うまで見続ける、それがプロの俳優になるための訓練なのだ。



大阪から上京してよかったことは、

そんな作品にたくさん出会えたことだ。


民芸の『アンネの日記』

東京キッドブラザーズ『哀しみのキッチン』

劇団四季『コーラスライン』

つかこうへい事務所『熱海殺人事件』

東京乾電池、スーパーエキセントリックシアター、

状況劇場の『鉛の心臓』を観て、入団し研究生となった。


それからも劇団300、転位21、第七病棟、

夢の遊眠社、第三舞台、第三エロチカ、文学座、

劇団円、ショーマ、遊機械全自動シアター、

パンプティ・ダンプティ、山の手事情社、新宿梁山泊、

流山児事務所、ブリキの自発団(にも入団した)などなど、



とにかく観まくったし、いろんな劇場にも行った。

矢沢永吉、ユーミン、萩原健一のコンサートにも行った。

(おにゃんこクラブの武道館解散コンサートはスタッフで参加した)

80年代は演劇ブームと呼ばれていた。



その面白さを今の若い世代に伝えていきたい。



舞台公演『女ヒエラルキー底辺少女』の同窓会に

集まったみんな、お疲れさま!