仲良くなること | 森岡利行オフィシャルブログ「監督日誌」powered by Ameba

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脚本家
舞台演出家
映画監督
プロデューサー
文教大学情報学部メディア表現学科非常勤講師

底辺上映最終日。

アキシブのトークイベントが行われた。


来てくれた方、ありがとうございます!






現在、次の企画なんぞの打ち合わせをプロデューサーとしていて

思うのだが、仲良くなることが大事だとつくづく思う。



私は時代劇のプロデューサーとも仲良しだし、

映画のプロデューサーとも仲良しだ。



そしてプロデューサー諸氏はDOGの公演も欠かさず観に来てくれる。

スタッフもそうだ。



そうでない人とはあまり仲良くない。

一緒に飲めない人とはあまり仲良くない。


私の知り合いの俳優で最近ブレイクした木下ほうかがいる。


彼は誰とでも仲良しになる。

初めて映画で出会ったときもそうだった。


役所広司さん主演の『しのいだれ』という作品だったが、

当時、まだシナリオライターになってない私(方言指導担当)に

優しく声をかけてきてくれた。



その後も「飲みましょう」とか井筒監督とか紹介もしてくれた。

聞けば、ほうかを知らない芸能人はいないくらいよく知っていた。



芸能界のことはほうかに聞けば全部わかるくらいだった(笑)。



俳優は


マネージャーと仲良くなる。

監督と仲良くなる。

プロデューサーと仲良くなる。


そして出演させてもらう。


思い起こせば私もずっとそうだった。


(シナリオライターとして)監督に頼る。

監督に頼られる。


プロデューサーに頼る、頼られる、ことの繰り返しだ。



俳優でも才能はあるのに、

「俺(私)の芝居、ひまだったら観に来てよ」

と言えない役者は食えない。



面白いとか面白くないとか関係ない。

そこに自分が存在する限り、

観てもらわないと、芝居の意味はない。



月謝払ってレッスン受けてれば、

なんとかなる、なんて考えてる人は、

早く考え直すべきだよ。



ダルビッシュがいいこと言ってたな。


「土、日の休みが消え、

夏休みが消え。

冬休みが消え。

友達が遊んでる時に

練習してた。

だから今がある」





山下清も。


「おにぎりが貰えなかったらどうするの?」



「おにぎりが貰えるまで歩くから、

貰えないってことはないんだな」





底辺少女の舞台出演者のみんな、お疲れさま!

また一緒にやろう!



とりあえず、明日は第一回の同窓会だ!