2016年の始まり! | 森岡利行オフィシャルブログ「監督日誌」powered by Ameba

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脚本家
舞台演出家
映画監督
プロデューサー
文教大学情報学部メディア表現学科非常勤講師

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します!


いったんやめたはずのブログだが、

早々に復活し、たまに書いているので、

12月の行動を。


新作映画のリハーサル終わりに

冨手麻妙の会社の社長が経営する

お好み焼き屋さんに。柴田らと。



そして11月の終わりから12月の初めにかけて撮影。




初日は都内でその後、熱海へ。





海辺でまどろむ、撮影の釘宮さんと

ゆうばりグランプリ監督、森川。

森川は今回、監督補をやってくれた。




女生徒に迫られ困惑する柴田。



新しいいじめの映画である。



ビジュアルアーツの生徒も参加してくれた。

右の女生徒は山本周五郎人情時代劇『あだこ』にも

出演してもらった。(1月12日放送)


次の日、旅から帰ってきていた上辻と

お好み焼き屋さんに。隣は顔を負傷する前の穂満。



そして、8年ぶりの『暗闇のレクイエム』。

お馴染みサンドイッチガール(円谷優希)の

街頭宣伝。



初演は下北沢の駅前で酒を飲みながらやっていた。





この公演に出演予定だった役者を泣く泣く降板させた。

仮にAとする。


Aは私が教えにいっているタレントスクールの卒業生だったのだが、

私が直接教えたことはなかった。


以前、私の演出ではないseedの公演に出演したが、

素行が悪いと評判で終わっていたのだが、


何回もうちのオーディションを受けにきていて、

何回も落としていたのだが、


かわいそうになって、私の演出するこの作品に出演させることにした。

(「お客さんも頑張って呼びます!」とのことだった)


今、考えれば、ほかにもう出演させてもらえる劇団がなかったのだろう。

事務所も転々としていた。


稽古場ではセリフがまともに喋れず、Aの稽古に時間を費やした。

遅刻はする、稽古中に居眠りはする、役作りで「髪を切ってこい」と

言っても、恰好を気にして「切れません」、江戸村に3日間修行に行ってこい

と言っても「行けません」。


え?

こんなんでヤクザの組員の役ができるの?

ヤクザの組員って組長が言うことは絶対ではないの?

演出のいうことも聞けないようじゃ、そんな役、腹の底から演じられないだろ。


何がやりたいの?

役者をやりたいんじゃないの?


役者とは人の役に立つ者ことを言うんだぜ。<新情報(笑)。


挙句に仕込みの日に寝坊し、遅刻をごまかすために、

「昨日怪我したので、病院へいってからいきます」と言って、

劇場に来たのは昼過ぎだった。


私は、彼の為に降板させることにした。

今、頭を打っておかないと、これからもっと痛い思いをするだろう。





昨日今日芝居を始めたばかりの大学生の山本(私の授業の受講生)だって、

坊主にしてチンピラを演じようと努力してるんだぞ。


そんなに難しいことじゃない。

役者になればいいのだ。



打ち上げでは酒井健太郎が久々の舞台出演で

盛り上がっていた。


そしてクリスマスはこのメンバーで

サムギョプサルを食べる。





29日はこのメンバーでスシローヘ。

なんで同じジャンパーを着ているのは不思議だが。



そういえば、昔はDOGジャンといって、

冬になるとこれと同じ形のものを皆着てたっけ。



暮れから正月にかけてずっと森川に編集してもらっていた。

元旦は森川と乾杯。



新作映画と『メイクルーム2』を持って、

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭に行きます。


DOGファンの方、出演者も行くので、

時間とお金のある方は是非、参加して下さい。


そうそう、暮れにたいへんな目にあったので、

その話はまた今度。


その話をして人の不幸を笑う森川監督(笑)。



ではまた。