二つの稽古 | 森岡利行オフィシャルブログ「監督日誌」powered by Ameba

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脚本家
舞台演出家
映画監督
プロデューサー
文教大学情報学部メディア表現学科非常勤講師

昼間から夕方にかけてGEKIBAにて稽古。

あまりにも稽古し過ぎて、見学に来ていた

seedlingの住吉真理子たちと喉を潤しに行く。



栗原、浦山、住吉は『問私』の稽古が終わって

駆けつけた。




高橋玄太はアロハの舞台監督(飛び入り出演もしている)をやって、

『問私』に出演し、Vシネマの撮影にも行く。




みんな芝居づくしだ。

こいつら、どんだけ芝居が好きなんだ?

それとも暑さでおかしくなってしまったのかもしれない(笑)。




森岡利行「監督日誌」



おかしくなるくらい芝居が好きになって、

紙を積み重ねるように努力出来れば、

ほんの少しかもしれないが、

ナニか掴めるかもしれない。



それでもほんの少しだが……。



そんでもって、Yマネージャーから

さしんがわさわさ送られてきた。



森岡利行「監督日誌」


柴田「山城くん、元気?」

山城「柴田さん、酒臭いですよ」

柴田「臭う? ちょっと飲み過ぎたかな」

山城「何時まで飲んでたンですか?」

柴田「何時っていうか……さっきまで……森田さんには内緒ね」

山城「じゃあ“STRAYDOG”の海旅行、ボクも連れてって下さいよ」

柴田「えー、どうしようかなぁ……」

山城「どうしようかなぁって、時代劇で同じ釜のメシを食った仲間なのに!」

柴田「♪ボクが生まれたこの島の空を……ボクはどれくらい知ってるだろう」

山城「歌で誤魔化すな!」





Vシネマ撮影中の柴田くんと助監督の山城くん。





森岡利行「監督日誌」


森田「柴田さん、顔むくんでませんか?」

柴田「うん、朝まで飲んでたからね」

森田「それでいいンですか?」

柴田「え、ナニが?」

森田「セリフ覚えてないじゃないですか」

柴田「いやいや、セリフは一回覚えて全部忘れて、

   その場で生まれた言葉にしなきゃ、だよ」

森田「柴田さんの場合は覚えてないだけじゃないですか」

柴田「それはそれ、これはこれ」

森田「はぁ?」

柴田「それでも生きていく」

森田「うるせぇよ」



森田亜紀と夫婦の役で、

その浮気相手が栗林(くりりん)だ。




時代劇で私の助監督をやってくれた

永江二朗くんが監督だ。




くりりんは大道具も兼ねている。




森岡利行「監督日誌」



というのは嘘で、

ハンマーで柴田と森田を殺す役だそうだ。



ホラーな作品だな、きっと。

完成したらTUTAYAで借りよう。



くりりんは少し前にオーディションで通って

外人が監督の大きな映画に出たそうだ。



そして律儀にも私に、

「“STRAYDOG”さんと森岡のおかげです」

なんて可愛いメールをくれていた。

なんで“STRAYDOG”にさんをつけて

私は呼び捨てなのかは、あえて訊ねなかったが……

きっと嬉しくて逆になってしまったのだろう。

そういうことはたまにある。




そして、久々に岡田愛美の登場。

なんかよくわからんが

ファッションショーに出るそうだ。



詳細はそのうちマネージャーが報告するだろう。




森岡利行「監督日誌」


まなみんも、大人になったのう。

映画の『問私』に出演していた頃は、

まだ9歳か10歳くらいだったと思う。



時の経つのは早いぞ。