またまたGEKIBAでワークショップ発表会『ゴジラ』を上演する。
この演目は私がかつて所属していた劇団
離風霊船の作品で岸田戯曲賞を受賞したものだ。
当時は高橋克実さんがモスラを演じ、
私がハヤタを演じさせてもらった。
(NHKで放送された芸術劇場ではレポーター)
この公演で私は(ずっと怒鳴っているので)
声を潰しまくった。
キモチはきれいな腹式の声では伝わらない。
声を潰しても叫ぶ、心の声じゃなきゃダメだのだ。
演劇観に行って、作った声を聞かされるほど、
辛いモノはない。
早く気づけよ演劇人。
でかい舞台じゃマイクを使うンだぞ。
いつまでも東洋人がタイツはいて
白人やってる場合じゃなだろ。
黒人の役をやるのに黒塗りしてんじゃねぇ。
それじゃシャネルズ、もしくはラッツ・アンド・スターだ。
日焼けサロンで黒人になれるまで焼いてこい。
そんなことしたら死んでしまうか(笑)。
白人やるんだったら、高い鼻をつけろ。
てか、なんでみんな日本語なんだ。
日本の時代劇を外人がやるからって
英語でやったら笑ってしまうぞ。
大御所に弱いンだよな日本人。
あの舞台の大御所の撮った映画『×と×××』
なんか超つまらなかったぞ。
今回、演出するのは森田亜紀だ。
若い力が若い力を持ち上げている。
話しによると、森田の演出は相当厳しいらしい。
頼もしいかぎりだ。
発表会とはいえ、ギャングエイジシアターの主宰・
神山氏が照明を担当してくれるそうで、
そちらも期待大だ。
離風霊船といえば、高円寺の劇場で、
唐十郎作『少女仮面』(岸田戯曲賞受賞)が座長の
伊東由美子プロデュースで公演される。
かつて根津甚八さんが演じた腹話術師の役を
“STRAYDOG”の柴田が演じるのだが、
ふだん日本語もちゃんと喋れない柴田が
腹話術など出来るのだろうか?
本人は、
「いっこく堂をいっこくどう!」
とか言ってヘラヘラ笑っていたが、
わけがわからん(笑)。
どうなることやら。
森川組に比べて凄く豪華じゃないか。