書くときはいつもひとりぼっち。 | 森岡利行オフィシャルブログ「監督日誌」powered by Ameba

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脚本家
舞台演出家
映画監督
プロデューサー
文教大学情報学部メディア表現学科非常勤講師

レイブラット・ベリのタイトルみたいだが、

そうなのだ。



執筆はかなり孤独な作業だ。

いつも現実逃避する。

理由をつけては執筆をのばす。



部屋の片づけをはじめる。

夜にしようと昼寝をする。



学生時代、受験勉強しようと夕方寝たら、

起きたのは朝の6時で12時間寝たことがあったが、

今はそんな体力もない。

寝るのも体力がいる。




淋しいのでプロデューサーに電話をする。

「今日はデートですか?」

「ナニ言ってンですか×××××の衣装合わせですよ」

「その後、デートですか?」

「あたりまえじゃないですか、ラブラブなんですから」

「いいですねぇ……青春をやり直しているカンジですね」

「アホなこと言わんといて下さいよ……それなりにリスクは

背負ってるンですから……グフフフフ……」

「わかりました……じゃ……(と切る)」




恋愛も充実し、才能もあり、仕事も充実している人は羨ましい。

孤独とは無縁だ。年齢よりも全然若く見える。肌もつるつるだ。

そんな人と一緒にいるとこちらも元気になる。



森岡利行「監督日誌」

お肌つるつるの三津谷葉子、筆者(ナニが筆者じゃ・笑)、

小野晴子。(悲天の打ち上げで)この二人が充実しているか

どうかは知らないが、三津谷のブログでこのさしんが

縦になっていてすごく見にくいという報告を

とある三津谷ファンから受けたので、

ここへ直して貼っておく。三津谷の事務所の人、

気がついたらブログのさしん直してやって下さい。





いつも執筆の前に思うことがある。



実は自分に才能なんかないのだと。

今までやれてこれたのはまぐれだ。



それか、もうひとりの自分がいて、

そいつが勝手にやっているのだと。



が、いいアイディアが思いついたり、

仕事が舞い込んできたりすると、

オレって天才! と信じて疑わない。



そんなこんなで、

ためてためて、吐き出すようにかく、かく、かく。

かきはじめろとイクまで止まらない。




それじゃ××の××××だろ。




そんなサル以下、

とりあたま(三歩、歩くと忘れる)に近い私が、

プロデューサーを集めたセミナーで

2時間ばかりくっちゃべってきた。



調子こいて、私の今までの企画の成り立ちなんぞを

喋っていたら、業界にいる詐欺師プロデューサーとその仲間たち話になり、

一人で盛り上がってしまった。




詐欺師の話(本当に逮捕された)や、

プロデューサーともめた話は面白いのだが、

悪口言っているみたいで、

話していてあまりいいキモチがしなかった。




終わって自己嫌悪に陥った。

もっといい話をすればよかった。

今度、呼ばれたらいい話だけをしよう。




でも、苦労話は盛り上がるからなぁ……(笑)。




森岡利行「監督日誌」