いつの頃からか、ホームカミングデイという行事が行われるようになりました。
学校の卒業生が数十年後に母校を訪れて級友たちと交歓するというようなもので、
私の母校である麻布中学、麻布高校(中高一貫でした)、防衛大学校ともにこの行事があります。
今回、2025年4月5日に防衛大学校13期生のホームカミングデイが横須賀市にある
防衛大学校で行われました。大部分の同期生は陸海空の自衛隊に奉職していましたが約20年ほど前にすべて退役しています。
73期生の入校式に合わせて行われた今回のホームカミングデイが最後の同期生会になるという人も多かったのではないかと思います。すでに80余名が鬼籍に入っていますし。
久しぶりに訪れた防大の施設はかなり変わっていました。
[時計台の場所は変わっていませんでしたが、改築されたように見えます]
訪問した13期生のため防衛学館に控室が設けられましたが、学館周辺には昔から戦車が展示してありました。当時は供与の米国戦車が中心でしたが今は国産戦車に替えられていました。機甲科職種だったので懐かしくて記念撮影..
[74式戦車]
[61式戦車]
[米国製M4戦車は残っていました、手前は制式名はわかりませんが牽引野砲です]
[時計台前で、全員の記念撮影の後、73期本科学生、研究科学生の入校式に参列]
[学生儀仗隊、航空自衛隊音楽隊も参列し式典を盛り上げました]
私どもの頃は、自衛隊があまり社会的に認知されておらず式典も簡素なもので、来賓祝辞も逆風のなか頑張れというような応援調子のものでした。
だいぶ前に防衛省に昇格したこともあり、災害派遣での活躍などで自衛隊は必要というように見方が変わってきてよかったです。
今回祝辞の中で、「指揮官という権威だけでなくその人間的魅力で人を引っ張れるよう勉強しなさい」「定型的な考え方だけではなく人と異なる発想ができるようになりなさい」と述べられていたのが印象的でした。まったくもって同感です。
式典のあとは殉職者の碑への献花、新入校性への歓迎パレードを見学しました。
[学生隊整列]
[国旗入場の後、学校長巡閲]
[音楽隊パレード、女子学生がいてびっくり、何時のころからか女性幹部自衛官を
養成するようになってました]]
[大隊本部、私も4年生の時大隊学生長を務め儀仗刀で刀礼したのがよい思い出]
[学生隊パレード]
[学生儀仗隊 演技]
最後を飾って、哨戒機、戦闘機、輸送機などの祝賀飛行がありました。
隊名、機種、パイロット名などの紹介アナウンスがありましたが、現役を離れて長いのでよく識別できませんでした。
横須賀セントラルホテルに前泊し、陸海空同期生との宴会で昔話できたのも良い思い出です。
私は防衛大学で受けた教育・訓練を大変誇りに思っており、それが一生の宝物になりました。単に学問として技術・知識を体得しただけでなくその後の人としての生き方を左右するものを得たと感じています。
家庭教育と同じで、その当座はきついだけでありがたさは全く分からなかったんですが。
このごろアメリカのトランプ大統領が国際社会の常識を破るような挙に出ていますが、私に言わせればアメリカ、イギリスともに国益のためなら土俵のすり替え、国際正義のすり替えなど1940年代からやってます。
とにかく嫌がる日本を戦争に引きずり込み、戦勝の概念を「継戦意志の打破」とばかりに非戦闘員への攻撃、都市への絨毯爆撃、原爆投下など平気でやるお国柄ですから。
今回新入生への祝辞のなかに「人と異なる発想ができるように」とありましたが本当に大切だと思います。常識破りに対応できる人間がいないとアメリカと軍事同盟など組めるはずがありませんし。
冷徹客観的な現状分析と歴史に学んだ人間行動の原理の把握があってはじめて、人と異なる発想ができるのだと思います。
- END ー

































































