中を開けてもピン接続はわからずがっかりしたんですけど、サンケン SI-1025EというICのデータを見つけてなんの気なしに読んでみますとなんか似てるんじゃない?
ピンの数が7本で、おまけに7番ピンがspare(無接続)になってるのが、そこでSI-1020Cの残存ワイヤとCRで想像たくましくした結果、きっとこうに違いないという案を作りました。これで実験してみたらどうかな。間違って壊したって、捨てるつもりでいたものだし。
きっとこうだ!という結論は次のとおりです。
ピン1:Vcc+
ピン2:output(to a capacitor)
ピン3:feed back
ピン4:ground for output
ピン5:input ground
ピン6:input
ピン7:spare
また、寄生発振防止のため、SI-1025E参考回路には出力ピンからフィードバックピンにCRが接続されていますが、SI-1020Cの残存CRもそれに符合したものがついていました。定数は違いますが。
SI-1020Cは、Low、Mid、Hiのそれぞれに違った定数、回路のものがついていたようです。たぶんアンプの帯域を制限するためだと思います。
このSI-1020Cはもともと、コロンビアのセパレーツ ステレオ MD-45のアンプ部分に付いていたものです。このアンプにはFM/AMチューナー、phono入力、テープデッキ用のDINジャックもついてました。確か、一般的にはトライアンプとか言ってた型式です。
このアンプは、私がオーディオを始めるきっかけとなったもので、秋葉原のジャンク屋でアンプ部分だけ「保証なし」を買って、メーカーからサービスマニュアルを取り寄せ修理して結構長く使いました。
180Wの大出力にするため、チャンネルデバイダーで左右それぞれ3ch、計6chに分割して30Wのアンプ6台を動かしていました。
使っているうちに、チャンネルデバイダーに不具合を起こし、ぶつぶつとノイズが出るようになり、はじめはウーファーのせいかとウーファーを変え、デバイダー単体がジャンク屋に出ていたのでそれと交換し、いろいろやりました。
結局、部屋で聞くのに大きすぎると解体して、別途購入した電源トランスと上述のSI-1020Cを残して処分したものです。
もう使うことはあるまいと、SI-1020C周りの回路のメモを残さなかったのが今回の苦労につながりました。サービスマニュアルにもちろん回路は載っているんですが、アンプ部分は2SD155と2SA613で組んだもので、私が入手したSI-1020Cに入れ替えたものとは違ってました。他は一緒でしたが。
実験してみないとわかりませんが、マルチチャネルアンプとして使えそうという見通しのもと、「ケースは?」、「電源は?」などと考えたら、ちょうどいいのがなくて「惜しい、もうちょっとなのに」というものばかりでした。
要はサイズが大きすぎるのです。電源は別電源にしないといけないし、アンプ部は底板なしにして、脚を長くして(IC+放熱板)×6コを収納しないと駄目そうだった。
また「うーーん」と考えた末に、SI-1020Cにこだわらずに、D級アンプでもなんでもいいから6Chのアンプをもっとコンパクトに作れないかと考え始めました。
まだ、検討中ですが、STK-408にしようと思ってます。3ch分入っていて、1個400円(秋月電子で)、2個800円で6ch分できちゃう。容積的には1/4から1/5くらいになるので、電源も同居できそうだし。
大きいSI-1020C

小さいSTK408
結局SI-1020Cは何だったんだ、ということですけど、6chシステムを再構築したいという目的ならいいかと自分を慰めてます。