今年はまだモグラが侵入してきてないので庭の維持管理も楽です。

そこで、去年モグラに掘られて応急的に埋め戻しておいた金木犀・あせびの根元の石組みを見直すことにしました。

 以前は、火山岩を組み合わせて木の根元から犬走りに土が流れ出ないようにしていたのですが、何回も掘られては埋め戻しているうちに石組みの高さも不足することに気がつきました。そこでホームセンターで花壇用のボーダーを購入して石組みの代わりに設置しました。一応和風庭園を狙っていたので違和感はありますが、機能第一ということで。

 ボーダーはもっと背の高いものが良いのですが、付近にガス管、水道管が埋設してあって干渉するので、一回り低いものを選び平置きレンガとの2段重ねで凌いでいます。

 上の写真の直線部分のボーダーのことですが、外側に倒れてこないよう、右端にある火山岩と、しっかり埋め込んである曲線ボーダーの端部と組んであります。それでも平置きレンガとの接触面がずれてくる可能性があるので、モルタルで足元を固めました。このボーダーに合わせて近くのレンガ積みも小修整したので、ついでにモルタルで空いてしまった隙間を埋めました。

 今日は曇天で涼しいと作業にかかったのですが、昼頃から日射が強くなりました。

暑くなる前に何とか作業を終えてほっとしているところです。

 

 

 作業の途中で裏に回ったら、うちで唯一実用的な植木(金柑)の花が咲いていました。たくさん咲いているので結構収穫できそうです。果樹は他にヤマモモがあるのですが近くに雄の木がないためなのか、花芽を剪定してしまっているのか一向に生りません。

 

 金柑は実が熟す頃には鳥がきてつつくので早めにネットをかけなければ。

ちょっと苦いので、鳥も全部食べずにいたずらにつつくだけですが、木の方は傷ついた実は自分で落としてしまいます。全部食べるのならあげてもいいんですが。

 金柑の実は甘く煮てもらって食べてますが、ちょっと苦みが残るところが好きです。

 

(7月13日 追記)

 金木犀の根元の整備をしたら次に気になったのが、伸びすぎた枝でした。

金木犀の強剪定の適期は3~4月だそうですので遅すぎましたが、花をあきらめてかなり切り詰めました。長いところでは30センチ近く詰めたので玄関ポーチの目隠しとしての役目はあまり果たせなくなりましたが。

 

 

 ついでに、金木犀の向こうにあるマユミも剪定しました。せっかくの実が1/3ほどなくなりましたが。

 

(7月24日追記)

 金木犀の根元にある馬酔木、紅ドウダン、つげの刈込の剪定をしました。つげは植えた覚えはないのですが、火山岩の隙間に落ちた種(鳥が運んで来て)が発芽し今は岩を割って育ってきてます。通路の邪魔になるので毎年丸く刈込してますので高さは30cmくらいですが。

 また、シュウメイギクが通路の周りにはびこって通れなくなるのでかわいそうですが抜いてしまいました。シュウメイギクは根をあちこちに伸ばしてそこで株を作るので、放っておくと庭中シュウメイギクになります。

 

 

 

 長い間のエージングの末にUY-46アンプは完成ということになりました。

この間、机の1/3を占領して次の作業を滞らせたりしたのでアンプラックに移したいと思ったのですが、考えてみるとこのアンプ専用のスピーカーがありません。

 

 安定した正常動作になったことが確認できたUY-46シングルアンプ

 

 そこでLuxman 507につないでいるスピーカー(DIATONE DS-28B)を共用することにして切替スイッチを作りました。

 

 部品は手持ちのものを活用することにしましたが、キーとなるスイッチは測定機用のプッシュボタンスイッチ(3ボタン)です。3つのボタンのうち一つだけ押せるようになっているものです。接点容量が気になりますが、あまり大音量で聞くことはないので「まあいいか」にしました。

 ロータリースイッチも考えたのですが、操作性はプッシュボタンスイッチの方がいいのでこちらを選びました。スイッチは一応ケースに入れますが軽いので、ロータリースイッチだと動かないように手で押さえながら切り替えしなければならなくなりますので。

 

 穴あけ加工してパネルに取り付けた部品

写真ではわかりずらいがありあわせのアルミ板を使ったので、リアパネルはケースより小さい。

 

 前面パネルには3連プッシュボタンスイッチ、背面パネルには2連のスピーカーターミナル(アンプ2セットからのスピーカー出力を接続する)と軍型ターミナル4個(左右のスピーカーへ行くワイヤーを接続する)を取り付けました。

 

 配線図はいらないくらい単純なものですが、歳とって物忘れがひどくなった時を考えて一応作ってみました。

 

 

 配線の状況

 

 

 ケースに収めた状態(フロントパネル側)

 プッシュボタンの刻印が左から「Normal」、「+1nS」、「+2nS」となっていますが、実際は「Amp1」、「Amp2}、「無接続(予備)」として機能します。

 

 ケースに収めた状態(リアパネル側)

 テスターで切替状況の導通確認をして製作完了です。アンプラックにセットするには配線コードが必要ですが手持ちでは不足しているので残念ながら平行2芯コードを購入することになりました。

 

 

 今日ある探し物で自分のOneDrive(マイクロソフトの無料クラウドストレージ)にアクセスしてみたら懐かしいものを見つけました。

 

 以前ヨルダン国在住時にローマングラスを集めていましたが、収集品の写真を使って作ったカレンダーです。

 

 

 Wordで作ったものをPDFにしてOneDriveにしまってありました。

帰国時に持ち帰ったローマングラスもありますがお土産として差し上げたりするので、全収集品を写真に撮って記念に残したものです。

 

 このローマングラスは副葬品のようで、土がこびりついていて取れないものもありましたがどれも銀化していて虹色に光るものもありました。ヨルダンの北の方の宿屋の主人から買ったものですが、近くの子供が小遣い稼ぎに掘ってくると言ってました。 どうも女性のお墓から掘ってくるようで、化粧品を入れるガラス製品が多いみたいです。

 

 

 このダブルグラスはアイペイント入れだそうです。

 

 

 

 敷いてあるのは手作りの刺繍マットです。ヨルダン古来の刺繍図案集から適当なものを探して刺繍しました。在住中はテレビ、ラジオなしで夜は暇なので手芸にもちょっと手を出しました。

 昔の船員さんも当直非番で暇な時には、木工・彫刻(船の模型など)、ロープ編み(マットなど)、手芸(毛糸編み物など)で暇つぶしをしたそうです。

 

七夕の願い事2022

 

願い事といえば、やっぱり家族全員の健康ですよね。

 

 今日、常総市にある一言主神社の夏越し大祓いに行ってきました。今年になって市外に出たのは2回目、2月のスキーツアー以来、久方ぶりの遠出でした。

 昨年はコロナウイルスで茅の輪くぐりなしでしたが、今年はたくさんの人が来てました。

 

 大祓いは、この半年で知らず知らずに犯した罪といつの間にか体にたまった穢れを祓って心身の健康を願うために行われる神事とのこと。日本古来の行事なのであちこちの神社で行われるようです。キリスト教の「原罪」に通ずるものもあるように感じました。

 

 

 小さな茅の輪を頂きました。うちはこれを玄関ドアのところに祀ります。

 

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 UY-46 シングルアンプのトラブルがあって以来、障害解析やアンプの周波数特性測定などにミリバル(ミリボルトメーター)の必要性を感じていました。

 以前持っていた真空管電圧計(リーダー電子 LV-76)はあまり使う機会がなかったので処分してしまっており、今回あらためて真空管を使ったミリバルを購入することにしました。半導体を使ったものはなにかトラブルがあったとき手に負えないので。

 

 幸いネットオークションで菊水電子のミリバル 161A(正式名称は 高感度真空管電圧計 161A)を見つけることができました。

到着したものを通電してみると零点がかなりずれていましたが、取扱い説明書をWebから入手したので、調整可能と思っています。

 

 また、上の取説を探している時、161Aの修理と一部の真空管の半導体化をテーマとした論文(下記)をみつけましたので役に立つのではないかと思っています。 

 

 「宇都宮大学国際学部研究論集 2021 第52号, 57−63 57 電子デバイスの特徴と進化 ― 真空管式電子計測器の機能修復および応用実験を通して ―」

 

 この論文によると、161Aは昭和43年ころ製造されたもので、周波数が 1Hz ~ 1MHz(実用 的な測定帯域は 7Hz ~ 700kHz)、実効値が 1mV ~ 500V の交流電圧を測定することができるとしています。

 

 また、取り扱い説明書によると、入力インピーダンスは1MΩ---並列 25pF±2pFであるので零点調整さえできればオーディオアンプ調整に役立てることができそうです。

 取扱い説明書には、真空管交換後の調整事項として、ハムバランス調整と感度調整が挙げられていますが、感度調整をすることで、零点もあうのではないかと思っています。

 

 回路図

 

 底面から見た様子

 右側の2つの抵抗器の上が感度調整(R7)、下がハムバランサー(R28)。ケースの底面に調整孔が開いているのでシャーシをひきださなくても調整可能になっていました。

 

 右側面から見た様子

 

 左側面から見た様子

 

  古い機材は取扱い説明書に回路図が載っていることが何より嬉しい。ほぼ同じ構成の後継機 161Cの取り扱い説明書には動作原理まで書いてありますし、メーカーは使用者が自ら修理、調整をすることを期待しているんでしょうか。そうだとしたら私にとっては嬉しい話です。