この記事は9月18日に作り始めたのですが、データ移行が途中で失敗したりしてアップを差し控えていました。やっと終わったのでアップしますが、内容は入手直後の印象なども入っており、いまさらという感がします。しかし、次回作業の参考記録として残します。
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新しいデスクトップPC、さっそくばらしてみて自分の分解癖を満足させたところで立ち上げてみました。
SSDは初めてなのでWindows11の立ち上がりの速さに感動しました。Office2019も動かしてみましたがスムースです。前のマシンでは図形処理でオブジェクトの複数選択をするとき個々の選択完了マークが出るのが遅くてうっかりすると途中で失敗し、最初からやり直したことが何回もありました。
1.マイクロソフトアカウントの登録とブラウザ、メールソフトの同期
前のPCと同じアカウントを登録しこれでサインインすることで、ブラウザ(Edge)、メールソフト(Outlook)が同期されて、以前と同じスタイルで使えるようになりました。
2.回復ドライブの作成
Windows11の回復ドライブ作成機能を使って作成しました。なんらかの障害でWindowsが立ち上がらくなったとき、USBドライブから立ち上げてシステム修復をするものですが、このコンピュータには回復パーティションがついていないので必須です。
USBメモリーは8GB以上のものが必要ということで128GBのものを使ってしまいましたが、32GBのパーティションが作られ、残り96GBは未使用領域になってしまいました。この未使用領域にはパーティションを作ることができないので全く無駄な領域になってしまいます。ブート用USBになっているのでWindowsが第一パーティションしか認識しないそうです。32GBパーティションも、実際にデータが入っているのは
10.4GBだけです(システム構成などで変わるんだと思いますが)
あまりにもったいないので32GBのUSBを入手して作り直したいと思っています。
3.Office2019のプロダクトキーの確認
レジストリエディタを使って次のアドレスの値を読むことで25桁のプロダクトキーが確認できます。Office2019を再インストールするときに使えるよう紙にメモしました。

小さくて読みにくいのですが、[SoftwareProtectionPlatfom]にある[BackupProductKeyDefault]の値がプロダクトキーです。
4.データ移行
前のPCのCドライブにあるドキュメントフォルダーの内容とデスクトップにおいてあるファイル(Officeファイル、PDFファイル、画像)の移行をすることにしました。
かなりの部分のファイルは初めから外付けディスクにおいてあるので量としてはそんなにありません。
(1)前のPC(eX.ComputerのBTOパソコン)をディスプレイ、LANなどつないで使
える状態にしてから、
①デスクトップをOneDriveにバックアップ
②外付けディスクにCドライブドキュメントフォルダーの内容をコピー
(2)ESPRIMO PCに戻って
①デスクトップデータ
OneDriveをのぞいてみたがバックアップしたデスクトップが見えません。
だいぶ前にアップして公開した写真アルバムだけはみることができましたが。
後で判明したんですが、原因はOneDriveにアクセスするアカウントが前のPC
と今のPCで違っていたためのようです。
デスクトップデータにについては、別途外付けドライブを介して移行すること
にしました。
②ドキュメントフォルダーデータ
とくに問題なく外付けディスクから今のPCにコピーしました。ただしSSDは容量
が小さいので、ハードディスクにドキュメントフォルダを作りました。
(3)デスクトップデータの外付けディスクへのコピー
OneDriveにバックアップしたデスクトップを使っての移行ができなかったので、
前のPCに戻り外付けディスクに「for ESPRIMO」フォルダを作ってここにデスク
トップにあるファイルをすべてコピーすることにしました。ところがアクセス権の
問題か通常のコピーをすることができません。「属性を無視してコピー」という
オプションは可能だったのでこれを使うことにしました。またデスクトップには
たくさんのアイテムがあって進捗がわかりずらいので「移動」を使いました。
(4)ESPRIMO PCでのデスクトップデータの移行
①ESPRIMO PCで外付けディスクの「for ESPRIMO」フォルダがみつからない
フォルダが消えたように見えるので、もとのPCに外付けディスクを戻してみる
とフォルダは見えます。
CoPilotの助けを借りてESPRIMO PCにつないだ外付けディスクの中をDirコマ
ンドで探してみても「for ESPRIMO」フォルダそのものがみつかりません。
RECUVAというファイル復元ソフトのスキャンで探してみたらとのアドバイス
でやってみました。
結論は、フォルダそのものが削除された形になっており、もちろん中のファ
イルすべてが削除された形になっていました。スキャンに時間はかかりますが、
各ファイルごとの復元可能度も表示されますので、必要なものを指定して「復
元」ボタンを押せば瞬時に復元されます。ファイル名は消えてしまって連番にな
っていますが。フォルダ名も?になっていました。(\F:\?¥)
「BC-458A送信機」関係のデータは現在進行中のため関係ファイルすべてデス
クトップのフォルダに収めていましたので、これが失われた場合、製作記録word
ファイルの作り直し、資料PDF、写真の収集などに優に一か月はかかるところで
した。

RECUVAのスキャン終了後の画面、このショットは回復処理終了後にもう一度走らせて撮ったものなので、不要なので復元しなかった写真ファイルが残っています。
復元ソフトを使ったのは初めてだったのでその威力に驚きました。ずっと昔に削除されその後そのクラスターが上書きされてしまったもの以外復元できそうです。
復元したファイルは内容を確認してファイル名をリネームしてから、所定のフォルダーに収めました。「属性を無視してコピー」したファイルは、他のPCから見ると削除されたファイルのように見えるんですね。
(5)外付けディスクのクリーンナップ
このハードディスクは500MBの容量ですが2つのパーティションのうち一方は
前のPCのバックアップデータ(今は不要)が入っています。もう一つのデータ
パーティションには見ることのできない「for ESPRIMO」フォルダーと復元しなか
った不可視ファイルが入っています。
そこで、必要なファイルをセーブしたのちにハードディスクを初期化(2つの
パーティションを削除してひとつのパーティションに作り直す)ことにしました。
再びCoPilotの支援を受け、MiniToolというフリーソフトを使ってパーティション
統合をしてセーブしておいたデータを戻しました。
外付けディスクは使用率90%超だったのですが前のPCのバックアップパーティシ
ョンをなくしたことで今の使用率は50%以下になりました。
ー END ー