私のことわかんないって言ったお前なんかぶっ殺す | さいあくななちゃん

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さいあくさいてい


ひさびさに知り合いにあって

今こんなことやってる。と写真を見せたところ

「わっかんね~な~~」と言われて

違和感をかんじた22歳の夏。

その違和感を一年間も抱えてたまに思いだしては

あのわかんないはなんだったのかと思っている。


高校生の時自分の好きな曲以外聞いてるやつは全員敵だった気がした

お前の聞いてる曲なんて全然ロックじゃねえしーーーーと部屋で暴れまわったあの日

僕の心はとんがっていた。


なんだか生きてるかぎりいろんな人間に会う当たり前だけど

わかんねーーーなって思う奴なんて私の周りの9割ぐらいだから

馬が全然合わねえし なんでこいつらこんななんだと人類に絶望しまくって

泣きながら日本発狂を歌ってもなんもうまくいかねえや


ある日自分のお父さんが私のおすすめした音楽を

わかろうとして歌詞をいっぱい読んでいるという話を聞いた

お父さんとその音楽をやっている人は性別も違えば年も全然違うのだ

それでも一生懸命わかろうとする 僕は感動した。

わかろうとすることはとても美しいことで優しいことで地球をまろやかにすることだ


その日からなるべく わかんねえし つまんねえ って思っても

ちょっとその人を面白く楽しくわかりたいと思ってぐちゃぐちゃな私の脳みそは

考え始めた 思っていた以上に 難しかった

今も難しいけど 僕はわかんないってことがあんまりなくなればもっと生きやすい気がする


そのおかげで難しい道を選んでぐちゃぐちゃで

サブカルだのメンヘラだのゆめかわいいだの わかんねえ奴は

僕をその監獄の中へとぶち込むのだ

どうでもいいと思ったりしながらも どこか心地悪い

僕はちょっとばかし誰かをわかってみたくなった

そのおかげで精神がいつも以上にすり減りやがって ツイッターにまともに文章もうてない

四六時中誰もいない部屋で泣きわめいても こんな泣いてもだれも見てないので

絵を描くのだ 何かのために 自分のために描くのだ

なんだかしんぞうが痛い もう痛いいたいいたいいたいと昨日の 映画のエンディングで流れていたので

それがやたら突き刺さってしまったよ

もっと素直になにかやってみたい 言いたいことも やりたいことも

誰かの目なんて気にするからつまんないんだろうが

と自分を自分でぶん殴る 


僕はどこへいけばいいのでしょうか

辛いです辛いです辛いです辛いです辛いです

こんな地球なんて滅びちゃえばいいのにってたまに思いながら

なんにもできない僕は僕ちゃんは なんとか生きるしかないのかしら