ピンクの絵具だけそれだけが
頼りだからもうなんにもいらないとまで言えないけどそれぐらいの
何かがかかっててずっともどかしい言葉も全部 吐き捨てたりいっちゃったりして嘘があんまりつけない顔しちゃってどうしようってどうしようってここで私ごはん食べていいのかしらなんてお茶をひっそりのんで 考えてみて真っ白な天蓋がお姫さまみたいな気分にさせてくれてずっとお姫様になんてなれないっておもってずっとだれかのお姫様になんてなれないっておもってでも 好きな女の子とかそういうものはずっと自分のお姫さまみたいな存在で、 大切にピンクの宝箱にいれてどこにも出さないの なんてつまんないなら
ピンクの宝箱なんてとっととぶっ壊して
言いたいこと言ったりやったりしたら
お姫様のドレスとかティアラとかどっかにふっとんでいって
破片がたくさんゆかにちらばって
ピカピカっとしていて
そのピカピカという なにかに
ずっとなってみたかった。
ただ壊して壊して 汚い残骸で
とっととかわいいメルヘン世界にいきたかったよ
なんて妄想とっととやめて。