心配しすぎかもしれない | 案ずるより産むが易し!? 〜着物好き元駐妻と帰国子女の生活〜

案ずるより産むが易し!? 〜着物好き元駐妻と帰国子女の生活〜

着物が好きな元駐妻と帰国子女の日々

2018年7月末、夫の海外赴任に当時、中2の娘、小5の息子を連れて家族で帯同。
アメリカ南東部のとある町で暮らしていました。2022年7月に帰国。
渡航前のことから渡航後の生活、帰国後の生活、好きな着物のことなどを綴っています。

こちらの続き?的な内容を。

帰国して半年ちょっとのmaaと帰国して2年のhana

帰国してからというもの、英語に触れる時間がめっきり減ってしまい、せっかく身についた英語力(特にスピーキング)が落ちてしまうのではないか、と危惧していました。


それについて、私の心配しすぎ、取り越し苦労かもしれないな、と最近思えてきました。



​hanaについて

1月末に初めてTOEICを受けました。

というのも、入学予定の大学ではTOEICなど、英語の外部試験の成績を申請することで一部卒業に必要な単位認定を受けることができるということがわかったので、少しでも単位が取れたら楽になるだろうし、とその中でTOEICが一番基準クリアが簡単そうだったので。


でも、1月半ばから高校に登校しなくて良くなってから、バイトと自動車教習所、友達と遊ぶことに忙しく、直前に問題形式を知るためにちょこっと私が自分のために買ってた問題集をやった程度で、ほぼノー勉のまま試験に挑みました滝汗


結果


本人もびっくりの800点代後半、後少しで900点という高スコアポーンポーン

大学の単位認定基準のスコアも余裕でクリア拍手


リスニングに至っては475点!!

リーディングは勉強してないから、ボキャブラリーとかが足りなくてスコア伸びませんでした。


話す機会はめっきり減ってるとはいえ、リスニング力は落ちてないことがこの結果からわかったし、やると決めた時はやる子なのでhanaに至っては全く心配ないかも、と思いました。


この前も一緒に電車乗ってたら外国人観光客に「この電車は乗り換えなしで京都までいける?」って英語で質問されてましたがちゃんと答えてたし、バイト先(某コーヒー店)で、日本語全く通じない外国人の方に対応する機会もあったらしいし。




maaについて

問題はこちら。

下の子だからか、しっかり者の姉と比べてしまうからか、本当に頼りないわ、と思ってしまうmaa


英検対策をお願いしてた塾の先生から英文法とボキャブラリーの弱さを指摘されてから、一生懸命にその改善を図っているところです。

日本の中学校の英語のテストでもいい成績取れない原因もそこかと。

文章の意味は取れてるけど、正解がもらえる日本語訳になってない、英文に直すときもその意味になる英文を書いてはいるが、語数制限があり、日本の中学校で習う表現を使わないと語数制限がクリアできないけどそれが思いつかない、とか。


そんなmaaさんは先日、入学予定の高校へ出向き、英語のプレースメントテストを受けました。

入学予定の学校は一定数帰国生がいるので、英語は習熟度別授業を行ってます。

そのクラス分けのためのテスト。


ペーパーテスト(リーディングとライティング)、小グループでのスピーキングでテストが行われました。


maa自身、自分の英語力に自信がないので

英検指導してもらってた先生に散々厳しいこと言われてずっと引きずっています

プレッシャーも感じながらのテストだったんですが…


日本に戻ってきてから半年ちょっと、英語はほぼ話してません。

だから特にスピーキングがどれくらいできるのか本人も心配してたみたいですが


思ってたより話せたわ


だそうで。


「担当の先生(外国人、発音からイギリス人っぽいと言ってました)が面白い人やって話しやすくて楽しかってん」


と。


試験後、ちーんチーンチーンってこんな顔で戻ってくるかと思っていたので、安心した私。


まあクラス分けがどうなるかはわかりませんが、このプレースメントテストでmaaがすっかり自信喪失してしまうのではないかと、そればかりが気掛かりだったのです、私。


アメリカに4年住んでましたと言った時に周りから期待されるであろう英語力と、自分の英語力とに乖離があるんじゃないかという不安を常に抱えてるmaaですので。

とにかく自己肯定感が低すぎる


短時間だったけど、久しぶりに英語話せて楽しかったと思えたのはmaaにとっても大きな収穫だったかと思います。

ちょっとは自信取り戻せたかな?



すごく心配だったけど、maaも本人の意思に任せて、本人の気持ちが英語の方に向くまで放っておいても大丈夫かもしれない、そんな風に思えた出来事でした。


子供は、もうどんどん大人になってきてるのにいつまでも小さい子のように、親が心配してばっかりで本当にそこは私の悪いところ。


寂しいですが、私も子離れしていかないと、ですね。


いろんな帰国子女がいて、語学力については個人差が本当に大きいとうちの2人を見てて思います。

たとえ英語圏に住んでたとしても、必ずしも英語ペラペラではないし学校の英語のテスト常に満点なんてことはないのです。

帰国子女=英語ペラペラではない場合もあること、そう見られることに対して過剰なほどのプレッシャーを感じている子もいることを知っていただけたらなあと思います。