エヴアンウィリアムス23年。 | 光・青・風

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関西各地の朝を収集してた過去。
備忘録。

どもども。


さて、雑学もだんだんウィスキーから離れていってますが、離れついでにもうひとつ。

スコットランドでは、家系や一族などをかなり意識しています。

それが証拠に着る服の模様などで統一感をだしているんです。

そう、あのタータンチェックというのが、日本で言う家紋でしょうか。いや、紋章もあるので、家紋とはまた違う感じかも知れないです。 本家、分家、一族などによって微妙に色や線の種類を変えてますし、フォーマル、カジュアルやお出かけの時にもそれぞれちょっと違ったデザインがあります。正式に登録院みたいな公式なところに登録されていますので、勝手によそのを使ったりもできないです。

また、名字ですが、よく欧米人の名字に「マックなんちゃら」や「なんちゃらソン」みたいなのを見かけますよね。

きっとその方はスコットランド系を先祖に持つ方だと思われますが、これは「なんちゃらさんの息子」って意味なんですね。日本で言いますと、「山田」さんの息子さんがご自分で分家して名字を改めたいとなったら、「Mc山田」や「山田son」と言う名字が与えられます。まぁ、これは随分昔の話で、今はこういう改名はないですけど、何となく名字だけで歴史が大まかにわかっちゃうわけです。日本でも「藤原」から「藤田」や「伊藤」などが出てきているのと少し似ていますね。


さて、ここでちょっとだけ面白い物をご紹介。
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メーカーズマークと言って、バーボンウィスキーなんですけど、

よ~く、見て下さい。。。「GOURMET SAUCE」と書いています。

中身は、バーボンじゃなく、バーベキューソースなのでした。

パッと見わからないので、飲んじゃわないか不安ですな。



【今日の逸品】


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エヴァンウィリアムスの23年。 それも1965(特級表示)です。

バーボンですが、当時ここまで熟成させるものは皆無でして、画期的なものでした。



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日本向けにだけ発売されたエヴァンの23年。

1965年11月樽詰め、1988年瓶詰めの物です。

日本国内だけで1440本も流通しているから、「どっかで飲めるや」って思って開封しなかったんですが、今現在これはどこに行っても飲めないと思います。 23年の一番古いビンテージで、「特級表示」、米国と日本の歴史さえ感じさせる逸品。 箱が変わったり、瓶が変わったり、輸入業者や販売業者が変わったりとしていますが、今も売られています(中身は毎年変わってますけど)。

バンクの次ぎに開けるのは、こいつだな。くっくくく。