インターネットの可能性と脅威とは?(エグゼクティブブックサマリー)
ウィリアム H・ダビドウ著
【この要約書で学べることとは?】
①インターネットのような複雑なシステムが様々な問題を生み出してしまう理由。
②正あるいは負のフィードバック・ループがどのように経済の病を生み出しているか。
③インターネットはどのようにして世界の犯罪を容易にし、促進して来たか。
【3分間で理解する「本書の要点」】
◆インターネットは歴史上最も効果的なコミュニケーションマシーンである。
◆2010年にはおよそ19億人がインターネットを利用した。
◆拡大し複雑化しているインターネット上で相互に繋がる人が増えることで、システム、経済および制度上の問題が発生する可能性が大きくなる。
◆システムは複雑性を増すと、その脆弱性の影響を受けやすくなる。
◆制度や環境が急速に変化することで、不安定な状況が生まれる。
◆正および負のフィードバック・ループが、複雑なシステムのバランスを保ちオペレーションを維持している。
◆1974年プライバシー法の制定により、米政府は個人情報を集められなくなった。しかし、民間企業はまだ集めることが出来る。
◆1988年、コーネル大学の卒業生が初めてウィルスを送り、インターネットの前身であるアーパネットに繋がっていたコンピューターの10%に感染させた。
◆課題は世界をより良い形で繋げることであり、過剰に繋げることではない。
20世紀の最後に登場したインターネットはまたたく間に全世界をオンラインでつなぎ、21世紀の最初の10年間で人類史上最も重要なコミュニケーションツールとして普及をしています。
開発された当初は、電話回線を使った文字コミュニケーションのみの活用でしたが、もはや専用回線を通じ、動画や画像の配信までごく当たり前のように、そして全世界でその回線が通る所ならどこまでも瞬時に配信することが可能となりました。
そればかりではありません。
インターネットはコミュニケーションか らビジネス構築ともなり様々なデータベースの宝庫ともなりました。
これを介して国や社会経済が動く様にもなり、 また、文化や習慣、そして法の規制までを越えてある意味での世界基準を作ろうとさえしています。
勿論、これによって、世界中が国境や人種を超え世界理解につながることは大変に良いことなのですが、その一方で、そこに蓄積された情報が悪用され、それぞれの人の生活はおろか、企業活動や経済、そして国家の運営にまで危害を及ぼす原因ともなっていることは事実です。
「つながり」それは非常に重要なことでもありますが、それがあまりにも複雑になればなるほど多くの脆弱性を露呈するようになります。
それはリアルもバーチャルも同じ事です。
本書ではそうした「つながり」、つまり、インターネットの歴史から我々にもたらした恩恵と問題点、そしてそれらについての今後の課題と解決策に至るまで、一通りを解説した一冊になっています。
まだまだインターネット=便利なものの認識が強い反面、大きな事故や事件にもつながりかねない事を把握しなければなりません。
本書はそうした警告を発している興味ある一冊です。
日本未翻訳のビジネス洋書が読める!!
エグゼクティブブックサマリーがダイヤモンド・オンラインに掲載されております。ぜひ、ご覧下さい!!
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