最近、辻仁成さんのブログを毎日のようにフォローしています!
パリ在住ですし、彼が飼うミニチュアダックスの三四郎が、我が家のバローロにそっくりということもあるからかしら。
20年以上住んでいらっしゃるとは言え、母語の国ではないですし、異国で一人で息子さんを育てている姿に、勝手に応援しています。
辻さんと言えば、彼の小説は結構読んでいます。
ブログ記事で紹介もしていたりしますが、自分が学生時代に大ヒットした小説うぃ映画化した作品がなんだか急に観たくなって、アマプラでついつい観ちゃった。
もともとは江國香織さんと辻仁成さんがそれぞれの主人公のストーリーを担当して、交互に作品が発表されていた気がする。
二人の作家が別々の人間の気持ちを代弁するため、先が読めないことが、ある意味の緊張感を作り出し、読者もどきどきして続きを待っていたなぁって。
冷静と情熱のあいだ
画像はお借りしました。
あらすじはFilmarksからお借りしました。
フィレンツェの工房で絵画の修復士を目指す順正は、順調な生活とは裏腹に、いつも心に虚しさを抱えていた。
それは学生時代を共に過ごし、運命の女性だと思えたあおいの存在だ。
留学生だった彼女は10年前に順正と別れて香港に戻っていたが、順正は今もなおあおいのことを思い続けていた。
順正もあおいも若いのに、しっかりしている
およそ20代とは思えないぐらいね。
当時もそうだったけれど、今の20代と比べても、自立しているし、まっとうだなぁと改めて感じました。
演じているのが、竹野内豊さんとケリー・チャンさんだからというのもあるけど…。
この若さでも、きちんとお仕事をして、異国に根差して生活できているのですね。
運命の出会いのように強く惹かれあった二人。
その運命のいたずらで、バラバラになってしまったけれど、この二人はどのようにしてそれぞれの道を見いだしていくのでしょうか?
それにしても竹野内豊さんって、最近CMなのでコミカルな役どころが多いですが、このころから、体形もあまり変わっていなくて素敵です
憧れられる中年男性の筆頭といいましょうか。
格好いいんだけれど、どこか可愛らしい部分の残っているし、なんといっても声がいい
またこの映画の見どころは、ため息が出るほどのイタリア風景の美しさです
当時はドローンなどもないから、空撮部分は随分とコストがかかっただろうなぁって思いつつ、風景を楽しみました。
こちらがオフィシャル・トレーラーです。
エンヤの音楽が流れてきただけで、不思議ねぇ、あの頃を思い出すわぁ。
この映画で、イタリアへの旅行者も増えたに違いないです、はい。
いつも拙ブログにお越しくださり、ありがとうございます。