軽きに泣きて三歩歩まずのこころ -6ページ目

軽きに泣きて三歩歩まずのこころ

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で、当然のことながら、彼は占領軍とCIAのお世話になりましたから、CIAと国務省と
アメリカ軍に都合の良いように日本を統治しました。それだけではなくて、
笹川良一や児玉誉士夫という非常にたちの悪い右翼と一緒になって朝鮮半島から
統一教会、勝共連合という、根本的にすごく反日的な犯罪組織ですね、
統一教会も勝共連合も犯罪組織ですから、その犯罪組織が、その犯罪組織を、日本に
進出することを岸さんは助けていました。だから、統一教会の被害にあった
山上という男が岸に対して恨みを抱いて、その孫に対して復讐すると。
もちろん、僕は山上がやったことを弁護するつもりは全くありませんけれども、
しかし、岸が、笹川や児玉誉士夫みたいなたちの悪い右翼と一緒になって統一教会や
勝共連合のような腐敗した組織をわざわざ日本に引き込んだというのは
全く理解できないんです。

で、レーガン政権時代には、岸信介は、統一教会の文鮮明が金融犯罪によって
アメリカの刑務所に入れられていて、入監されていたんですけれども、
文鮮明は素晴らしい人格者である、というような手紙をレーガン大統領に
送って、文鮮明を刑務所から出して欲しい、というように要求していました。
僕の知り合いの外交関係者は、岸信介は統一教会からかなり報酬を得ていたのではないか
というふうに言っておりました。

僕は佐藤栄作さんは知らないんですけれども、佐藤栄作さんの御長男の佐藤信二さん、
次男かな、佐藤信二さんには会ったことがあります。
非常に面白かったのは、佐藤信二さんという方は、はっきり言って、あまり優秀な方
だとは思えなかったんですけれども、とにかく、僕と議論していて、確か1980年代の
後半期だと思いますけれども、日米関係がどんどんどんどん悪くなって、アメリカが
いろんな貿易交渉、金融交渉で非常に一方的な、GATT、IMFの国際条約に
違反するような行動を仕掛けてくるわけです。

僕は、このような態度を取るアメリカ政府とはもっと距離をとって
日本は自主的な独立した政策を目指したほうがよい、というふうに
佐藤信二さんに申し上げたら、佐藤栄作総理大臣の息子さんの佐藤信二さんは、
僕に何て言ったかというと、「金の撒き方が足りねえんだ」とか、
「もっとばら撒かなきゃ駄目だ」とか、「我々日本人がワシントンで大量の
ロビイストを傭って、そのロビイストに何百億もばら撒いて、そのばら撒いた
金を下院議員や上院議員に流すようにすればアメリカ人なんていうのは
すぐ日本人の言うことを聞くんだ」とか、「金をばら撒かないからこうなったんだ」と
そういうふうに仰る訳ですね。

僕は当時ワシントンに住んでいましたから、ワシントンのどういう理由であの非常に
国際法違反の通商政策、国際法違反の金融政策を、まったくアンフェアな金融政策
通商政策を押し付けてくるのかということの知識がありましたから、佐藤信二さんの
金をばら撒いてアメリカの政治家を買収すればそれでいいんだと、そういう言い方に
非常に深い感銘を受けました。すごいもんだと。佐藤栄作の息子というのは
この程度の人間か、というふうに感じました。

そういうこと、要するに、佐藤栄作も佐藤信二さんも、そういう腐敗したことを
やっても結果が良ければそれでいいんだというふうに感じるような人だったようです。

(その3につづく)