早稲アカonlineでリモート受講
先日の月曜は、関西旅行から帰ってすぐに早稲アカの授業でしたので、大事をとって早稲アカonlineによるリモート視聴でした。
理科、社会ともに1学期の途中で先生が変わっていたので、くま先生はこれらの先生の講義の様子を見るのは初めてです。
塾大好きなくま先生。塾講師がどんな工夫をして教えるのかを見るのも大好きです。私も時間があったので、こぐまの邪魔にならないように少し離れて授業をきいていました。
社会は良かった…
社会はなかなか良かったですね。
白村江の戦いでの敗北→朝鮮半島(新羅)との関係悪化&唐への畏怖→(朝鮮半島を避け)危険な東シナ海ルートをあえて通る遣唐使の派遣という流れを明快に解説されており、限られた時間で分かりやすく情報を組み立てる工夫が授業準備の段階でしっかりなされていることが伺えました。
残念ながら、覚えるべきことが多すぎて、こぐまの短期記憶力ではキャパシティオーバーだったようですが…![]()
歴史は、この講義に加え、予習ナビと学習まんがを動員して、繰り返し流れともに知識を蓄積していくしかないですね。
…だが、理科が!
ところがちょっと残念だったのは理科。
若くて元気があって、もしかしたら学生講師かもですね。別にそれは全然構わない(浜学園も私がいた頃は学生講師がむしろ主戦力でしたし)のですが、おそらく大学受験で化学を選択してなかったのか、正確な理解に基づく説明がなされておらず、予習シリーズにのっていることを通りいっぺんノートにまとめるだけの授業でした。
特に、おいっ!と思ったのは以下のくだり、
いやいやいや、
それは違うやろ!!
確かに水酸化ナトリウム/カルシウムとか、炭酸ナトリウムとか、ナトリウム・カルシウムの名前がつく塩基や塩にアルカリ性ものが多いのは事実でしょう。
でもそれは、塩基の場合はまさに塩基だから(水酸化〇〇だから)であって、塩の場合は①水に溶け、②遊離する酸が弱酸性の場合に限って、化学平衡の結果アルカリ性になるわけです。
例を挙げれば、
①炭酸カルシウムはそもそも水にとけないので酸性・アルカリ性とかない(しいていうなら中性)し、
②塩化ナトリウム(食塩)や塩化カルシウムの水溶液は(相手が塩酸という強酸なので)アルカリ性ではなく中性です。
そもそも、食塩水が中性っていうのは中学受験でも基礎レベルの知識なのでは?
予習シリーズにもしっかり載ってますよね? 先生の教え方だと、ここも間違って覚える子でてきませんかね?
上に書いたことは、高校の化学を選択していたら、誰しもが普通に習う範囲です。仮に忘れていたとしても、事前に授業準備で調べたら絶対このことに思い至るわけで…。だから私はこの先生は高校化学をやっていなかったのかな?と思ったわけです。
早稲アカ理科の授業では、昨年こんな事件も目撃しましたし、ちょっと信頼ならぬところがあります…
(上記記事の前校長先生ではなく、小4〜小5の最初まで教えてもらっていた先生はとても良かったのですが)
やはり教科別専門講師制でないために、浜学園と比べ、各科目での教授ノウハウがきちんと蓄積・共有されていないように思います。
中学受験を教える難しさ
下記記事でもかきましたが、
- 中学受験の内容を何の準備なく理解できる人は、中学から大学のどこかで該当範囲をある程度ガチで勉強したきた人だけ
そして、これをきちんと小学生に教えられるのは、中学受験の経験者で、かつその後大学受験や塾講師の経験を通じて、「本質的な理解」を小学生に分かるレベルに噛み砕いて伝えるスキルを持った者に限られる
というのが中学受験です。
残念ながら、この先生は化学分野に関しては↑のスキルを(まだ)持ち合わせていなかったようです。
中学受験の面白さは、その先に広がる学問の深淵な世界の入り口をうっすらと垣間見れるところにあります。学ぶその先にあるものを見せて子供たちを惹きつける授業を塾講師には期待したいですね!
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