お盆に思うこと | オッサンの呟き

オッサンの呟き

特にテーマはなく、独り言のように日々思ったことを呟きます。そんな他愛のない話しに付き合ってくれる人がいるかな?

今日でお盆休みを終える人が多いのではないかと思います。僕は暦通りに仕事をしていました。異動後、僅かばかりの給料アップと引き替えに責任が激しく増大することになり、サラリーマン生活で初めてのお盆出勤をしました。

それも一段落。この週末は暫くぶりに仕事を持ち帰ることもなく、少しだけお盆の雰囲気を感じることになりました。ずっと考える間もなく仕事に没頭し、僅かに空いた間はモバイルゲームで埋めていましたが、ポッカリと時間が空きました。様々なことを考える時間ができました。

亡くなった人を想うお盆。毎日お墓へのお線香で忘れることはないのですが、やはりウチのクロちゃんのことを想う時間が長かったです。

『楽しかったことを想いだしてね』『楽しかったこともたくさんあったでしょ』・・・そんな風に励ましてくれた人も多かったですが、やはり看病の期間のことが一番強く脳裏に残っています。これはどうにもならないことです。この思いは生涯に渡って背負っていくものなのでしょう。

僕がクロちゃんと添い寝をしながら泣いていたとき、クロちゃんはじっと僕の顔を覗き込んでいました。あの時の表情が忘れられません。

看病をしながらクロちゃんの傍らであぐらをかいた状態で寝てしまった時がありました。自分の大きなイビキで目が覚め、ハッとしてクロちゃんを見たら驚いたような表情でこちらを見ていました。あの時の表情、忘れられません。

そんなことを様々に想いだしていました。またそれとともに、『この先、親孝行ができるんだろうか』といったことも繰り返し考えたりもしました。思えば親不孝なことばかりしてきました。父親の加齢を思わされる場面が年々増えていますから、親孝行ができていないことに焦りを感じます。

気分転換はできていませんが、様々なことを思う時間ができたこの週末でした。また明日は通常通りの仕事です。