こうして書くことで誰かしらがかまってくれる。そういうことで全くの無気力状態になることを抑えられているのだと思います。今はとても辛い気持ちを引きずっていますが、常に声をかけてくれる人がいることが大きな支えです。また朝晩のお供え、お線香をあげるという日課があるので、休みの日でもベットから起き上がれます。
声をかけてくれる皆さまの温かいお気持ちに応えて、早く気持ちを落ち着けたいと思います。皆さまには深く感謝しています。有り難うございます。
今日は輸液の量についてです。
僕は無知故に、猫にとって腎臓が消耗品であることすら知りませんでした。ですから、日頃からその機能を少しでも長持ちさせるということに気遣った食事を用意することもできませんでした。
様々な情報に触れてかなり知識レベルが上がりましたが、倒れるほど腎臓を傷めてしまってからでは遅すぎでした。物言わぬ猫ですから、飼い主が日頃の健康管理をきちんとして上げなければなりません。その意識が希薄すぎました。
そんな様子ですから、輸液の量は獣医師にお任せでした。日頃の水分摂取量や尿の回数なども細かく申告してましたから、獣医師が的確に判断してくれると考えていました。
それは間違いでした。個体差が大きいと言われる猫ですから、自分の子に関しては、自分が世界最高の名医になるつもりでなければいけなかったと思います。
輸液の的確な量の判断は未だに分かりません。以下はある日の記録ですが、看病していた期間の水分摂取量は概ねこんな感じでした。
01:00 水6ML
04:00 水6ML
06:30 水6ML
07:10 お湯で溶いた療法食24ML
07:15 水6ML
09:00 水15ML
10:30 水15ML
11:10 お湯で溶いた療法食24ML
11:30 水6ML
13:00 水 6ML
14:30 水6ML
15:10 お湯で溶いた療法食24ML
16:30 水6ML
18:00 水6ML
19:20 お湯で溶いた療法食24ML
19:50 水6ML
20:00 水6ML
22:35 水6ML
22:45 水6ML
23:50 お湯で溶いた療法食24ML
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(24時間の摂取量)
水:96ML 療法食:120ML
会社に行っている間はオヤジが面倒を見ていたからこそできたことですが、水分は1日に200ML以上摂取していました。これを記録した紙を病院の院長に見せて申告しても、ほぼ毎日200MLの輸液をされました。
余りにトイレの回数が多かった(1日12回平均)こと、足が冷えてしまっていたこと、そして胸水が溜まってしまったことから院長に『打たないで下さい』と言いましたが、強く言わないと利尿剤とセットで打ち続けようとしていました。この時既に血液濃度も下がり始め、貧血状態が進んでいました。
オヤジは獣医師のすることは絶対だと考えていたので(僕も最初はそうでしたが)、余り強く言えませんでした。僕が会社から病院に電話を入れてやっとやめてもらいました。以降は他の先生に診てもらうようにし、通院も2日に1回にしました。
最期になってしまった10日ほどは輸液をしていませんでしたが、水分が不足しているように見えませんでした。そのことを考えると、 輸液と口からの水分補給のトータル量が多すぎた為に、最期の時を早めてしまったのかも知れないと感じます。胸水が溜まってしまった時は呼吸も苦しそうにしていました。
このことに関しては、様々なご意見があると思います。どれ位が適量なのかは、その子の状態や体重(ウチの子は倒れる前で2キロくらいしかありませんでした)などによって違うと思います。看護の期間、水分補給量は最も悩ましく感じていました。
みんなありがとう!