覚悟の朝 | オッサンの呟き

オッサンの呟き

特にテーマはなく、独り言のように日々思ったことを呟きます。そんな他愛のない話しに付き合ってくれる人がいるかな?

11月20日の記事にコメントを下さった方々へのレスができていません。本当にすみません。

シリウスさん、こまさん、フェンディさん、pekoさん、みる&げんさん、栞ママさん、こまおさん、テンママさん、枚方パークさん、るるさん、そして都美姫さん。いつも有り難うございます。レスができなくてごめんなさい。いずれお一人お一人にメッセをさせて戴きます。暫くお時間をください。

まだウチの子は頑張っています。でも時間の問題です。亡くなってからでは簡単なご報告記事しか書けないと思うので、今のうちに記録として書いておきます。

11月20日(水)、会社を休んで看病。歩行が段々と困難になっていき、衰弱が進んでいる様子が明らかだった。この日は病院で輸液を150MLほど入れてもらったが、尿が前日までの半分以下しか出なかった。最期の時が急速に迫っていることを強く意識した。朝方まで危篤状態。

11月21日(木)出勤前、オヤジに緊急事態が起こっても病院には連れて行かずに家で看取ってもらえるように伝えた。出かけ前に精一杯の気持ちを込めてクロちゃんを抱きしめた。だが帰宅まで生きていてくれた。オヤジは献身的に水やご飯をあげ続けていた。この日は尿の回数、量が戻り、少しだけ回復した様子だった。

11月22日(金)、状態が前日よりも悪化。歩行がますます困難になっていた。しかしながらトイレには自分で歩いて行っていた。この日も病院には通院せず。0時過ぎ頃から危篤状態に陥っていたが、朝方に回復した。

11月23日(土)、朝の状態が良かったので病院に連れて行き、皮下点滴を80MLだけ入れてもらう。しかし13時過ぎから容体が急変。口を開いて全身で呼吸をしていた。猫が口を開いて呼吸するところなど初めて目にした。火葬にするか土葬にするかなど、その後の準備について考えていたが、16時過ぎくらいに落ちついた。しかし衰弱が進んでいるのは明らかだった。

11月24日(日)、ずっと調子が悪く、1日をとても長く感じた。夜からは特に深刻な状態だった。いつもはお湯で溶いた療法食を、一日あたり140ML、水を40~50MLずつ飲ませていたが、この日は半分も飲ませることができなかった。

11月25日(月)朝方に状態の回復が見られた。また、貧血の進行によって血色が無くなっていた歯ぐきや上顎がピンク色に戻っていたので、早朝6時半に病院に連れて行った。しかしながら、入れた皮下点滴の吸収スピードが極端に落ちていたことから、何も処置ができずに帰宅。帰宅後に前足が硬直して関節で曲がらなくなる現象が繰り返し起こっていることに気づく。

14時過ぎに寝たままウンチをした。両足をバタバタとさせたので、最初は発作が起こったのかと思ったが、見たこともないような長くて立派なウンチが出た。このあと尿もそのまま垂れ流した。だがその後目の輝きが戻ったように見えた。少々迷ったが、都美姫さんに相談して勇気をもらえたので、輸液をしてもらう目的で再び病院に連れて行った。これが17時過ぎ。

ところが点滴前の血液検査で血液濃度が15%まで落ちていたことが判り、これを断念。造血剤投与は自分も望まないし、主治医の先生も針を打つ負担を考えて、やめた方が良いとの意見だった。結局、何もできずに帰宅。万策尽きたことを感じた。


ウチの子はまだ頑張っています。添い寝をすると、体を動かすのもしんどい状態なのに体を寄せてきます。

人前では決して泣かない僕を、誰かさんは泣き虫だと言いました。たしかにクロちゃんの前で沢山泣きました。沢山話しかけました。何もしてあげられない無力さを沢山詫びました。

『かわいいクロちゃん』『クロちゃんは頑張り屋さん!』『クロちゃんは偉い子!』なんて話しかけてる姿は誰にも見せられません。

結果的に見れば、ウチの子の苦しみむ時間を延ばしただけでした。ですが助かる可能性が無いということを理解できない内は、何とか救う為に努力せずにはいられません。どうして衰弱していく様子をただ黙って傍観していられましょうや。僕には無理です。

実際に自力で歩行できるようになり、自分でご飯を食べるようになりました。食事をねだって鳴くようになりました。この時はもっともっと回復できると信じました。

ウチの子に最期まで無理をさせてしまいました。辛い目に遭わせてしまいました。そんな僕なのに、少しそばから離れると、目でずっと追いかけてきます。少し前からは、声を出して鳴いて呼ぶようになりました。

それでも1時間ほどしたら、これを振り払って家を出なければなりません。月曜から休んでしまったので、今日は休めません。この一カ月で10日ほど休んでしまったので、職場の連中にも相当に迷惑を掛けてしまってます。

恐らくは帰宅まで頑張っていられないように思います。今日が別れの日になるのでしょう。万感の思いを込めて抱きしめてから家を出ます。