急変 | オッサンの呟き

オッサンの呟き

特にテーマはなく、独り言のように日々思ったことを呟きます。そんな他愛のない話しに付き合ってくれる人がいるかな?

小康状態を保ってはいるものの、いよいよ駄目かもしれない・・・
そんな感じがしてきています。会社を休んで今日も看病と通院です。

それはウチの猫のことです。
クロちゃん、1990年11月生まれ。もうすぐ23歳。辛いときはいつも一緒にいてくれました。

月曜日の朝、23時頃帰宅。オヤジが猫の寝ている前で正座を少し崩したような状態で座っていました。開口一番に『大変だぞ!』。オヤジの目は真っ赤に腫れ上がっていました。

年寄りになると涙腺は弱くなるものですが、オヤジは人前で涙など見せない人です。僕は涙腺は強くないですが、そういうオヤジの影響からか、人前では涙など滅多なことでは見せません。『男だから』という意識が強いのです。

オヤジの話しでは、外出先から帰ってきたら様子がおかしかったとのことでした。全く動かず、死んでいるのではないかと思ったと話していました。

直ぐに夜間診療をしてくれる病院に着いたのは夜8時頃だそうです。車で15分くらいの場所です。点滴を3本ほど注射して帰宅。獣医さんから『1~2日の命かも知れません』と伝えられていました。重度の腎不全です。病院に駆け込んだ時は脱水症状が酷い状態でした。

帰宅後、オヤジはずっと猫の傍らに座って看病していたのですが、そこに僕が23時頃に帰宅したのです。少し落ちついて考えると、涙など見せないオヤジが真っ赤に目を腫らしていたことにも僕には驚きです。可愛がっていたことは分かっていたけれど、ここまでとは思っていませんでした。

そこから僕は寝ないで看病。病院からもらってきた湯たんぽ(中身の入った点滴の容器)を電子レンジで時々温め直し、あとはひたすら声を掛けていました。『ごめんね、ごめんね・・・頑張ろうよ』

出てくる言葉はもう『ごめんね』ばかりです。早く気づいて上げられなくてごめんね、週2回の補水点滴をやめてしまってごめんね、帰ってくるのがいつも遅くてごめんね、辛い時にはいつも一緒にいてくれたのに、キミの辛い時には気づくことすらできなくてごめんね・・・。

今さら遅いのですが、週2回通っていた補水の為の点滴治療を途中でやめてしまったのが大きな原因だと思います。あまりに嫌がるので可哀想になってやめてしまったのです。こんな大事にになるとは思いませんでした。

今思い返せば兆候もありました。目やにが異常に溜まるようになったり、尿の回数が多くなっていました。その時に手を打っていれば・・・。脳裏によぎるのは後悔の思いばかりです。

そんな悶々とした思いの中で朝方4時。かなり心配な状態に見えるようになったので、オヤジが夜連れて行った病院に駆け込みました。結果としては気持ちよく寝ていただけでした。もう冷静に様子を観ることができていないようです。

帰宅後、試しに病院でもらった『リーナルケア』をスポイトで吸って、猫の鼻先に近づけたら起き上がってきたので、ご飯のトレーのところに連れていって缶からトレーに流し込んだら飲んでくれました。

『ワタシ生きる、まだ生きるわ!』 そんな言葉が聞こえてきたような気がしました。

兎に角、早朝から会社に行き、半休を取って帰ってきました。今日は休みを取っています。

会社で説明しても、ペットの為に休みを取るなんてことは理解されないでしょうけれど、このブログで繰り返し言っている通り、単にペットというのではなく家族なのです。会社に提出した休暇願いの理由の欄には『家族の通院と看護の為』と書きました。理解されなくても嘘ではないのです。

お昼で会社を退社し、戻って来てから夕方また病院に連れて行って点滴。点滴の準備中に病院のご飯をもらって食べてくれました。点滴中も食べていました。


話しが途中ですが、今からまた病院に行きます。
コメントを戴いてもレスを付けられる自信がありませんが、とりあえず開けておきます。自分らしくない心境ですが、何か優しい言葉を聞きたくて。。。