楽になりたいなぁ・・・ | オッサンの呟き

オッサンの呟き

特にテーマはなく、独り言のように日々思ったことを呟きます。そんな他愛のない話しに付き合ってくれる人がいるかな?

今日は少し書いとくかなぁ、なんて思います。更新を期待されるようなブログでもないですし、書きたいときに何となく書くという感じでやっていきたいと思ってます。

ここ最近、日曜日のこの時間帯が憂鬱で仕方がありません。そう、明日からまた一週間の仕事です。仕事をとても楽しく感じていた時期もあったのですが、どうもこの頃は・・・。

僕の勤めている会社はここ10年の間にどんどん大きくなっていきました。『一緒に会社を大きくしていこう』と誘われて転職をしたのが12年前。給料は少し下がるけど、以前に勤めていた会社が早期退職を募集したことをきっかけに転職をしました。人生において転職を考えるタイミングはそんなに無いように感じていましたが、その時が丁度、僕にとっての転機だと感じました。

3000人の社員がいる会社から100人に満たない会社への転職でしたが、毎日がとても素晴らしかったです。硬直化した古い組織には無い、まだ若々しい会社の空気を感じることができたからです。

僕は暫くはガムシャラに働いてきました。最年少で管理職にも登用してもらいました。会社は社員の数も増えどんどん大きくなり、僕は会社の株式上場に立ち合えた幸運なサラリーマンになりました。

でも組織が大きくなった今、会社が役所のようになっているのを感じることが多くなりました。失敗を隠し、内向きで自分の立ち位置ばかりを気にする人間が増えているのを強く感じるようになったのです。軋轢を恐れて個人の意見すら言いません。

会社にとって有益かどうかよりも個人の立場だけを気にする社員ばかりになったら会社の成長は止まります。景気の良いときならばそれでも成長することはあるでしょうけどね。

そりゃぁ、究極的には自分の為の仕事ということになりますが、先ずは会社が儲からなくては個人への還元もありません。それに仕事も楽しくなくなります。様々な考え方があると思いますけど、僕はそういう職場の雰囲気がとても嫌いです。おかしな派閥も沢山あります。

何かをチームとしてやり遂げたとき、普段は気が合わない者同士でも肩をたたき合いながら喜びを共有するといった、チームスポーツで味わうような瞬間を仕事の中でも感じたいと思っています。僕にとっての仕事における一番の喜びはそこにあります。

会社が大きくなっていく過程で個性的な人たちがどんどん切られていってしまったことも会社をつまらなくしました。色鉛筆やクレヨンは単色ではそんなに綺麗に感じませんが、12色、或いは24色並べるととても綺麗に見えます。様々な色があるから映えるのです。単色では魅力が大幅に失われます。そんなものを自分の勤めている会社の様子から連想することも頻繁になりました。

こういったことから感じる脱力感から抜け出す方法はあります。それは無責任になることです。徹底的に自分のことだけを考えて、適当に仕事をやって適当に立ち回ってやろうと開き直ってしまえば楽になれると思います。でも性格上、なかなかそれが難しいんですよ。

潮時かなぁ。