復興はまだまだ遠いね | オッサンの呟き

オッサンの呟き

特にテーマはなく、独り言のように日々思ったことを呟きます。そんな他愛のない話しに付き合ってくれる人がいるかな?

昨日と一昨日は出張で仙台にいました。
帰る直前に大きな地震があり、新幹線がストップしてしまったので足止めを食いました。東京駅に到着したのは21時30分頃だったので、最初に恐れていたほどの時間にはならなかったけどクタクタでした。そこから乗り換えをして最寄り駅で食事をして帰宅。帰宅時間は23時30分頃でした。

地震発生直後、仙台駅周辺は落ち着きを失ない独特の雰囲気が充満していました。地元の人と思われる人たちは特に動揺した雰囲気に包まれているように感じました。

発生直後は駅の外にいたのですが、小さな屋根の下に立っていたら 『あぶなーい!そこから離れて!!』 という感じで僕に向かって叫ぶ人がいました。あの3.11がトラウマのようになっているんだと思います。大きな地震で揺れている時間を長く感じましたが、僕は不思議なくらいに落ちついていました。

街頭のオーロラビジョンでは臨時ニュースが流れており、多くの人が足を止めてそれに見入っていました。アナウンサーは 『津波がきまーす!すぐに逃げてくださーい!!』と絶叫していました。

あの3.11で被災地の人たちが負った心の傷がまだまだ癒えない様子をはっきりと感じ取れるような雰囲気の中にいました。

写真は今の仙台市内の一部ですが、復興の比較的進んでいる仙台でもこんなものです。写真のような光景はあちらこちらにあり、それが延々と続くような場所も多いです。石巻や大船渡、八戸などは仙台と比べたら全く復興が進んでいないようにも感じます。あと10年はかかるのでしょうか。

街の様子も早く元通りになって欲しいと思いますが、何よりも被災地の人々の心の傷が早く癒えて欲しいと願わずにはいられません。


 
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