高級ブランドの信用は何処に? | オッサンの呟き

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特にテーマはなく、独り言のように日々思ったことを呟きます。そんな他愛のない話しに付き合ってくれる人がいるかな?

今日は某大手デパートにクレームの件で出かけてました。とても奮発して買ったお気に入りの手編みのセーターが、3回着ただけで裏側の毛糸が信じられないくらい綻んでしまったのです。

毛糸のほつれ方がハンパじゃなく、裏側はタコ糸がこんがらがったような感じになっていました。たった3回着ただけで!ヽ((◎д◎ ))ゝ

先週末にクレームに出かけ、新しい物との交換をしてもらうことになったので、今日はそれを受け取りに行ったのです。流石は一流デパート。買った時のレシートも無かったのに交換に応じてくれました。自宅まで届けますとも言われましたが、これを断って出かけたのです。

しかし・・・

新しい物の中で一番良い状態のものを二着用意してくれてたのですが、どちらも新品なのに未使用とは思えない毛糸のほつれが裏地に幾つもあったんですよね。このセーターの値段は4万円なり。高い品だけに簡単な妥協はしたくなかったので、結局は返金をしてもらうことで決着させました。売り場の店員もこれなら仕方が無いという様子でしたね。

このブランドというのはRalph Laurenだったんですが、Ralph Laurenといえど、この頃は大半が中国産です。店頭に並んでいる商品を見る限りでは、このブランドは中国の広州地域で生産し、香港の商社を経由して日本に入ってくるものが多いようです。勿論、上海から入ってくる物もありますが。

はっきり言って、中国人の労働者の質は良くないです。やることをやらずに自己主張ばかりする労働者がやたらと多いです。高級ブランドの手縫いの商品までその中国で縫い付けているだなんてちょっと油断してましたよ。買うときに生産国を見なかったのはうかつでした。デザインが気に入ったのでそこを見ないで買ってしまったんです。

アパレル(衣料品関連)の高級品の良いところは、大切に扱えば長く使えるというところじゃないかって個人的には思っているんですが(商品によりますが)、最近は高級品の寿命も短くなっているように感じます。

日本に入ってくるアパレル商品は、最近では大半が中国やベトナム、バングラディッシュ産だったりします。高級ブランドでもそれは変わらないようです。そういうのが影響して商品の寿命が短くなっているんじゃないかって感じます。

アパレル商売は博打的要素が高いと言われています。売れるかどうか分からないようなものを大量に仕入れるのですから。

実際に大量の売れ残りは割と発生してるようです。だからリスク回避の為に原価の20倍の値段が店頭で付けられるというのが一般的だと聞いたことがあります。つまり500円の原価のものが店頭に並ぶときは1万円っていうことですね。

そういう商売だからこそ、人件費や材料費が安い地域で作るという流れになるんだろうなぁ。

まぁ、どんな商売でも博打的要素はあって、そのリスクを出来るだけ回避する工夫が営業努力だったりするんですね。それを考えると売る側ではなく、逆に客側に博打を打たせるパチンコみたいな商売は酷い商売ですな。

それはともかく、暫くは衣料品を買うのは量販店にしようと思いました。安いものなら中国産でも諦めがつきますからね。でもさ、衣食住のうち、衣食の二つを海外に頼ってるこの国って何なんでしょうね。大丈夫?